星槎道都大が神宮へ!今年も北から150キロの使者

河村説人, 生田目忍, 星槎道都大, 渕上佳輝, 小野寺賢人

札幌六大学リーグでは星槎道都大vs東海大北海道の試合が行われ、星槎道都大が5-1で勝利し優勝した。150キロ右腕・渕上佳輝投手が神宮に登場する。

北からの使者

昨年の大学野球選手権では、札幌六大学を制した東海大北海道が未成年部員の飲酒で出場を辞退していたが、北海道学生リーグの苫小牧駒大の154キロエース・伊藤大海投手が圧巻の投球を見せて話題となった。

そしてこの日、前年覇者の東海大北海道を下して星槎道都大が2014年以来となる大学野球選手権出場を決めた。そしてエースの渕上佳輝投手は150キロの速球を投げ、2014年に東京ヤクルトにドラフト2位で指名された東海大北海道オホーツクの風張蓮投手や、2016年に横浜DeNAに2位で指名された東海大北海道の水野滉也投手以上の素質を持ち、今年のドラフトの隠れ目玉候補の一人として、選手権では注目される。

紆余曲折を経て

選手権出場常連だった星槎道都大だったが、ここ4年間は出場できなかった。チームの変革期にあり、星槎国際の土屋氏の改革によって星槎道都大も山本監督から二宮監督への交代などがあった。そしてこの冬はAチームとBチームの意見の食い違いが置き、Bチームが練習をボイコットする事態もあったという。しかし、主将の大栗選手がチームをまとめ、春の宮崎合宿には全員が参加、雨が降って地が固まった。

チームには、昨年のドラフト2位で北海道日本ハムに指名された155キロ右腕・生田目翼投手の弟・生田目忍選手がMVPを獲得し、前述の渕上投手は5勝1敗で防御率0.41、44回で56三振を奪う。また、先発2番手の河村説人投手は192cmから150キロの速球を投げ、来年のドラフト候補として注目される。亜細亜大をやめて星槎道都大に入学しなおした投手で、昨年の伊藤大海投手に続き、東都をやめた選手が神宮に凱旋となる。

そしてリリーフの3年生・小野寺賢人投手も147キロの速球を投げ、来年のドラフト候補。才能の集まるチームとして大学選手権が非常に楽しみ。

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冬場はA、Bチームが意見の食い違いなどで何度も衝突。Bチームが練習をボイコットしたこともあった。それでも、大栗主将は控え選手を見放すことなく全員の意見を共有。春の宮崎合宿は1人も欠けることなく、チームは一つになった。

初回に先制の右中間2点適時二塁打を放つなど2安打2打点と打線をけん引し最高殊勲選手に選ばれた4番生田目忍(4年=水戸工)は「大栗が声で引っ張ってくれたから自分はプレーに専念できた」。今春5勝1敗、防御率0・41、44回56奪三振の好投で最優秀投手に輝いたエース渕上佳輝(4年=堀越)は「大栗が“絶対に勝つ”と言うと負ける気がしなかった」と感謝した。


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