東北福祉大が優勝、3年生エース・山野太一投手5勝にメジャースカウト評価

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仙台六大学リーグは王者・東北福祉大が優勝した。大学野球選手権2連覇に向け、3年生エースの山野太一投手が5勝を挙げた。

1年時から登板

山野太一投手は高川学園で甲子園に出場すると、170cmと小柄だが140キロ台のキレの良いストレートを投げて注目された。東北福祉大に進むと1年春に4勝0敗の成績を残し、昨年春も4勝0敗の活躍を見せていた。

として今年はライバル・仙台大に同学年のライバル・宇田川優希投手や4年生のドラフト候補・稲毛田渉投手などがおり、昨年大学選手権覇者の東北福祉大に挑戦をしてきた。しかし、5月11日、12日の直接対決で、特に2回戦は山野投手と宇田川投手が投げ合い、山野投手が8回4安打11奪三振無失点の好投で1-0で勝利して2連勝を納めると、この日、東北学院大戦の1回戦に勝利して3季連続71度目の優勝をした。

この日も先発した山野投手は最速146キロの速球を中心に、スライダーとカットボールで組み立てた。7回まで5安打9奪三振で無失点に抑えると、最後は津森宥紀投手にマウンドを譲った。山野投手は今季5勝0敗、5試合36回を投げて51三振を奪い、防御率は0.00、自責点はもちろん失点もしていない。この投球にこの日視察したフィリーズの大慈弥環太平洋担当部長は「投球がクレバー。ギアの上げ方を知っている」と評価している。

昨年、チームは優勝をしている。しかし山野投手は準決勝の慶応大戦で3回途中まで5つの四球を出し降板し、それ以降も調子を崩してしまっていた。今年はエースとしての投球を見せ、来年のドラフト上位候補へのステップとなる投球を見せたい。

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成長の跡は数字に表れている。36投球回で自責どころか失点もなく、5勝と51奪三振も単独トップ。リーグに投手の個人タイトルがないため参考扱いながら、内容的には文句なしの「3冠」。初のMVPと2季ぶり2度目のベストナインも確実にした。視察したフィリーズ大慈弥環太平洋担当部長は「投球がクレバー。ギアの上げ方を知っている」と要所で奪った毎回9三振を評価した。

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