慶応大・正木智也選手が10号同点弾、中日・ヤクルトスカウトが評価

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東京六大学の早慶戦1回戦では、慶応大の正木智也選手がリーグ通算10号の、同点に追いつく貴重なホームランを放った。中日のスカウトは、「中村タイプ」と西武の中村選手の名前を挙げた。

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坂本選手を参考に

正木智也選手は0-1で迎えた4回、センターバックスクリーンに同点に追いつくソロホームランを放った。「巨人の坂本選手を参考にずっと意識してやってきた」と話すインサイドアウトのスイングができ、「自分の中で成長を感じるホームランになった。内からバットが出た。いい形で乗ってくれた」と話し、納得のホームランとなった。

これでリーグ通算10号の大台に載せた。今季もリーグトップの4本目のホームランに、「明日も自分が決めるという気持ちでいきたい」と意気込みを示した。昨年秋は打率.378を記録していたのだが、今季は打率.226。今年は長打を増やすために、グリップを下げて打っている。まだ試行錯誤中ではあるが、しっかりと打率を残した昨年、そして長打力を見せる今春と、可能性を見せている。

この日、視察したスカウトの評価は次の通り。

○中日・八木スカウト:「マン振りではなく、中堅方向に打てる西武・中村タイプ」

○東京ヤクルト・度会スカウト:「ヘッドの使い方がうまい」

高校時も50本を越すホームランを放っているが、フルスイングをせずに、ヘッドをうまく使って運んでいくバッターで、将来的には中村剛也選手や李大浩選手のようなスラッガーになるのではと期待をする。

右の大砲としてプロがあらためて注目する正木選手、結果を残し続けたい。

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昨秋後に長打を増やすため、打ちにいく際にグリップを下げるようにした。ヤクルト・度会スカウトは「(バットの)ヘッドの使い方がうまい」と評価。貴重な右の大砲候補として、ドラフト戦線での存在感は増している。

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コメント

  1. 2021年ドラフト会議福岡ソフトバンクホークス取りたい選手佐藤準輔(筑波大)正木智也(慶応大)松浦慶斗(大阪桐蔭)坂口楽(岐阜第一)森木大智(高知)中村健人(トヨタ自動車)達孝太(天理)中田達也(星陵)岩本久重(早稲田大)松井友飛(金沢学院大)前川右京(智弁学園
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