関西地区大学野球選手権は第2代表決定戦が行われ、大阪商業大が佛教大に5−6で敗れて明治神宮大会出場を逃した。埼玉西武ドラフト2位の渡部聖弥選手が最後の打者となった。
ホームラン期待
今大会は第1代表決定戦で天理大に敗れ、この日の第2代表決定戦に回っていた。4番サードで出場した渡部聖弥選手は、2回に先頭打者でライト前ヒットを放ち、先制点につなげるなど3点をリードした。
しかし8回までに4−3とリードを1点にされると、9回表に2点を勝ち越されて逆転された。裏の攻撃で1点を返し、なおも2アウト2塁の場面で渡部選手に打席が回った。
ホームランが期待された打席だったが、セカンドゴロに倒れた。渡部選手の大学野球が終わった。関西六大学では今秋も打率.438で首位打者、ベストナイン、MVPを獲得した。リーグ通算119安打でリーグ記録タイ、4年間通算で、打率.355、66打点、9本塁打だった。
来年からはドラフト2位で指名された埼玉西武のプレーヤーとして、内外野を守り、強打でチームを引っ張る選手になる。
2024年ドラフト会議指名選手一覧
2024年のドラフト会議は10月24日に行われ、支配下ドラフトが69人、育成ドラフト54人の合計123人が指名されました。
西武ドラフト2位の大阪商業大・渡部聖弥、明治神宮大会出場逃す 9回裏の同点機、二ゴロに倒れ最後の打者に【大学野球】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇5日 明治神宮野球大会・関西地区大学選手権大会 第2代表決定戦 大阪商業大5―6佛教大(大阪市・南港中央野球場) 西武からドラフト2...
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