福岡ソフトバンクがドラフト2位で指名した神奈川大の庄子雄大選手が、自慢の足で試合終盤にその魅力を発揮した。
3塁打
庄子雄大選手はこの日、チームが1点差まで追い上げる中で打席に立つと、うまく右中間に運んだ打球で快足を飛ばして2塁に進むと、相手守備がややもたつく間に3塁まで到達した。「4打席打てていなかったので自分のスイングだけを心がけた。二塁打は確実だったが、センターがもたついていたのでいけると思った」と話した。
後続のヒットで同点のホームを踏むと、最後はサヨナラで勝利し、チームの勝利に大きく貢献した。
視察した松本輝スカウトは「チームに加わっても周東の次にくる足の速さがある。それに盗塁のうまさもある」と評価した。リーグ戦では57回盗塁を仕掛けて54回成功させており、脅威の成功率94.7%となっている。
庄子選手は「周東さんは素晴らしい選手。まねするところはしっかり盗んで、負けてはいけない存在というか、盗塁王を取るためには周東さんを超えなければいけない」と、プロ入り後の姿を見据えた。
自慢の足でまずは神宮大会へ、そして次は福岡で駆け回りたい。
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