2013年、阪神タイガースのドラフト指名方針の予想をしてみます。
層の薄いポジション
チーム構成表を見ると、やはり投手が目に付く。藤浪晋太郎投手の獲得で若手のエースは埋まったが、実績を残している投手は30代半ばに差し掛かっており、20代中盤の投手の伸び悩みが目立つ。まだまだ層が非常に薄い。
榎田投手が鍵になっている。リリーフを獲得して先発左腕にするのか、左腕先発を獲得し、ポスト藤川として本格的にリリーフエースにするか。いずれにしても2013年は左腕投手、リリーフ投手の獲得が鍵となりそうだ。
捕手は若手を揃えつつあるが、正捕手不在の状況は続く。ドラフト上位で軸となりそうな捕手の獲得ができれば、長い期間FAで捕手を探さなくても良くなるだろう。
層が厚いポジション
外野手は金本選手が抜けたが福留選手を獲得し、伊藤隼、藤川、一二三、それにルーキー緒方の成長までの時間を埋めることができそうだ。内野手も平野が抜けたものの、鳥谷が残留し西岡を獲得、北條が成長するまでの体制ができた。ただしまだ層が厚いとはいえない。
候補は?
捕手の課題を挙げられるが、投手の補強を推したい。藤浪投手を獲得したとはいえ緊急事態に近い感じは続く。先発では九共大・大瀬良大地投手やJR東日本・吉田一将投手、左腕では横浜商大・岩貞祐太投手、西宮悠介投手、日本生命・リリーフでは青学大・斎藤英輔投手などを獲得した上で、智弁和歌山・吉川雄大投手、聖隷クリストファー・鈴木翔太投手などを獲得できれば落ち着く感じがする。
捕手ではFAで繋ぎつつ捕手を育てるなら大阪桐蔭・森友哉選手が有力だが、捕手としての確実性と即戦力なら日本生命・小林誠司捕手がリストアップされそうだ。
ドラフト1位は?
地元大阪という事も考え、捕手のポイントとしてみても、大阪桐蔭・森友哉捕手の指名の可能性が高いと思われる。外れ1位でリリーフエースの斎藤英輔投手、左腕の岩貞祐太投手が候補として挙がると思う。
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