東京ヤクルトはスカウト会議開き、ドラフト1位候補に早稲田大・有原航平投手と済美・安楽智大投手の2投手を挙げた。また、真中新監督の要望により、例年より多く選手を指名してその分投手を多く指名する。
1位はどちらか
今年のドラフト会議では即戦力投手を補強ポイントとすることが確認された。その中でドラフト1位候補については、早大・有原航平投手と、済美・安楽智大投手の二人に絞った模様。有原航平投手については「1年目から2ケタいける」と話し、安楽投手については故障の状況について「8月の段階でいけると判断した」と即戦力として考えている。
二人とも競合は必至とみられるが、まずドラフト1位の1番目の指名はどちらかの名前が呼ばれる事になりそうだ。現在の所、有原航平投手には阪神がほぼ指名を決めているとみられ、巨人も指名の可能性が高い。安楽投手は故障の影響もあり、1位指名を確定している球団はまだ無いとみられるが、素質や実績は飛び抜けており、多くの球団が他球団の様子も見ながら指名を検討しているとみられる。
チームでは将来の4番候補として智弁学園・岡本和真選手もマークをしており、1位で抽選を外して岡本選手が残っている時には指名をするかもしれないが、基本的には上位で即戦力投手指名を続けるとみられる。
例年より2人多く指名
また東京ヤクルトはドラフト指名候補を47人に絞り込んだ。真中新監督が「投手をたくさん欲しい」と要望しており、例年より2人多く指名し、その分投手を指名する予定。ちなみに東京ヤクルトは2011年は8人(育成2人)、2012年は7人、2013年は6人を指名しており、8人前後の指名となりそうだ。
そのためリストの中には京都大・田中英祐投手や、西日本短大付・小野郁投手など投手中心にリストアップしており、また下位では社会人を中心とした投手指名となりそうだ。鳥原チーフスカウトは「候補が少ない中でどうするか。勝つために必要な投手を集める」と話した。
東京ヤクルトでは昨年のドラフト会議で指名した杉浦稔大投手が終盤に好投を見せ、ドラフト3位の秋吉亮投手がリリーフの軸になりつつある。またドラフト4位の岩橋慶侍投手なども1軍で登板した。他球団でも中日の又吉克樹投手や横浜DeNAの三上朋也投手など即戦力投手が活躍しており、社会人や独立リーグで実戦経験の多い投手を指名するのではないかとみられる。
候補として挙げるとすると、新日鐵住金鹿島の石崎剛投手や三菱重工広島の鮫島優樹投手、西部ガスの今村幸志郎投手、日本通運の井口拓皓投手、Hondaの仲尾次オスカル投手などは候補になるか。
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8日に行われたスカウト会議では、ドラフト指名選手を投手中心に47人まで絞り込んだ。1位候補として早大の156キロ右腕・有原航平投手(4年)、愛媛・済美高の157キロ右腕、安楽智大投手(3年)を軸に即戦力投手数名をリストアップした。
また、例年6選手程度の指名となるドラフト会議でも「1、2人くらい多めに指名し、投手を多く獲りたい」と同社長。この日都内で行われたスカウト会議では、指名候補選手を47人に絞り込み、1位候補は早大・有原、済美・安楽を軸にする方針が確認された。競合覚悟の上で、即戦力投手にターゲットを絞った。
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