フロリダで合宿を行っている慶応大が、現地でオリオールズのマイナーチームと練習試合を行い、今年のドラフト1位候補、153キロ右腕の加藤拓也投手が先発すると、現地も驚く圧巻の投球を見せた。
6者連続奪三振
先発した加藤拓也投手は、オリオールズのマイナーチームに対して力のある速球で勝負すると、5者連続奪三振のあと6者連続奪三振を記録するなど、4回を投げて打者13人から11三振を奪った。4回1安打無失点、文句のない投球だった。
メジャー予備軍を相手の快投に、オリオールズ関係者も「誰だあいつは」と注目するなど衝撃を与えた。
一昨年に早稲田大もアメリカでキャンプを行い、ドラフト注目候補だった有原航平投手が強豪大学チームと練習試合を行い、2試合合わせて6回9奪三振無失点、156キロを記録して話題となったが、それと同等くらいの圧巻の投球だったと思う。もし、田中正義投手がいなければ、有原航平投手くらいに注目され1位で競合をしたのかもしれない。
慶大は今日、フィリーズのマイナーと、9日には再びオリオールズマイナーと対戦する。加藤投手が再び登板するかはわからないが、帰国後のオープン戦やリーグ戦ではメジャーのスカウトも含めて多くの注目を浴びる事になりそうだ。
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153キロ腕、加藤拓6者連続含む4回11K スポーツニッポン紙面 2016/3/8
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