東京六大学では慶応大vs法政大の3回戦が行われ、慶大・柳町達選手が3打数3安打、3ランホームランを放つ活躍で法政大から勝ち点を奪った。横浜DeNAのスカウトが評価をしている。
95安打
4年春のプレッシャーを柳町達選手ははじき返した。今季にリーグ通算100安打とプロ入りの夢がかかっていたが、開幕から3試合連続でマルチヒットを記録すると、法政大2回戦では初めてノーヒットだったものの、この日は3安打で猛打賞、リーグ通算を開幕前の85本から95本に伸ばし、令和になって初のリーグ100安打は間違いなく達成しそうだ。
この日、1番サードで出場した柳町選手は初回にレフト前にヒットを打つと、3回にもレフト前に運んだ。5回には四球を選んで出塁すると、正木智也選手の2ランホームランで同点に追いついた。
そして4-4で迎えた6回1アウト1,3塁の第4打席、柳町選手は高めのストレートを振りぬくと、打球は右中間スタンドの中段に届いた。決勝で勝ち越しの3ランホームランだった。「今までのホームランの中でも一番の手応えだった」と本人も絶賛のホームランだった。
視察した横浜DeNAの河原スカウティングディレクターは「この調子で打っていけば上位の可能性もある」と評価した。
値千金の3ランホームランで法政大から勝ち点を上げ、優勝に向かって進んでいる。「勝利につながる一本を打つ意識の積み重ね。優勝したい」と話す柳町選手、そしてそのまま進んでいけば、令和最初のリーグ通算100安打、そしてドラフト上位指名でのプロ入りが待っている。
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昨秋は3番だったが、今春は打席が多く回る1番を務めて5試合で10安打と量産。DeNAの河原隆一スカウティングディレクターは「この調子で打っていけば上位(指名)の可能性もある」と高く評価した。
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