愛知大学2部でプレーする愛知大の安田悠馬捕手に、この日は中日と埼玉西武の2球団が視察し、驚愕の2本塁打を目の当たりにした。
大学通算29本
安田悠馬捕手は185cm104kgの大型の左のスラッガーで、大学では1年時に広島に入った名城大の栗林投手からホームランを放つなど、リーグ2部ではあるが、春までに通算29本のホームランを放って注目されていた。
この日の至学館大戦では3回、変化球を振り抜くと打球はセンターバックスクリーンの中段に突き刺さるホームラン。5回にはストレートを振り抜き、同じようにバックスクリーン中段に運んだ。「最近はバックスクリーンを狙うことで、肩を開かずボールも良い感じに見えているので、2本ともスライスせず真っすぐ飛んだので、理想的な打撃でした」と話す。
第1打席ではライト線へのタイムリーヒットを打ち、2本塁打3安打4打点の活躍を、この日は中日、埼玉西武の2球団のスカウトが視察した。
中日・音スカウト:「体の強さ、体幹がしっかりしている。軟らかさが出てきた。しっかり見極めて振れるようになっている」
中日・清水スカウト:「長打力は頭一つ抜けていると思う。穴が少なくなっている。スケールの大きさがある」
と中日スカウト陣が絶賛した。
2部リーグにいた強打のスラッガーが、ドラフト会議で主役に躍り出るか注目される。
この日、ネット裏では中日に加え、長距離砲のスカウティングで実績のある西武の2球団が視察。中日・音スカウトが「体の強さ、体幹がしっかりしている。軟らかさが出てきた。しっかり見極めて振れるようになっている」と成長ぶりを口にすれば、同・清水スカウトは「長打力は頭一つ抜けていると思う。穴が少なくなっている。スケールの大きさがある」と太鼓判を押した。
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