春季高校野球新潟県大会の1回戦で、関根学園が海洋高を10-0の6回コールドで下して初戦を突破した。この試合では、関根学園の背番号11の右腕・神田力輝投手(3年)が先発マウンドに上がると、5イニングを投げて一人の走者も許さないパーフェクト投球、打者15人に対し13個の三振を奪う圧巻の「完全投球」を披露した。投げた球は53球のすべてが「ストレート」で、変化球を封印したパーフェクト投球だった。
オール直球で2回以降の「8者連続K」の衝撃
神田力輝投手は、投手一本に転向してからその実力を見せる試合となった。初回、立ち上がりからエンジン全開で三者三振に抑えると、2回先頭打者を一ゴロに打ち取ったのを最後に、そこから驚異の奪三振ショーが始まった。5回の先頭打者に左飛を打たれるまで、8者連続で三振を奪取。終わってみれば打者15人のうち13人を三振に斬る快投で5回パーフェクト投球を見せた。
神田投手は「初戦ということで少し力が入りすぎた(スポニチ新潟)。」と話し、採点を「80点」とした。しかし、53球ですべてストレートで投げるのは、投手に専念してきたこの冬の力を試し、13奪三振という結果を残した事は大きな自信になる。
外野手から「投手一本」へ。自己採点「80点」に宿る飽くなき向上心
昨秋までは外野手と投手を兼任していた。この日の投球で、「投手一本で(スポニチ新潟)」という覚悟を示す。投手のトレーニングを積み、投げる球の威力が明らかにアップした。
指揮を執る安川巧星監督は、神田投手のポテンシャルを以前から高く評価し、この初戦の先発という大役を任せた。「神田は試合をつくることができる。真っすぐだけだったが、良かったですね(スポニチ新潟)。」と話した。
チームにはエースの八木健人投手、松本晟羽投手がいるが、この試合で先発に起用した神田投手がその力を見せた事で、夏に向けてエース争いが厳しくなり、それがこの春の大会で投手の奮起へと繋がりそうだ。
監督が「試合を作ることができる投手」と評価する神田投手、次の登板ではどのような投球を見せるのか注目したい。
【神田 力輝】 プロフィール
- 氏名: 神田力輝(かんだ・りき)
- 所属: 関根学園高校(3年)
- 出身: 新潟県(上越市立城東中出身)
- ポジション: 投手、外野手
- 投打: 右投右打
- 主な特徴や実績: 2026年春季新潟県大会1回戦で、5回完全試合・13奪三振の快挙を達成。53球の全投球が直球という驚異的な制圧能力を誇る。昨秋までは外野手、今春から投手一本。高いポテンシャルを秘めた投手。


関根学園・神田5回完全13K ー スポニチ新潟紙面





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