中日、ドラフト1位の慶大・福谷浩司投手と仮契約、福谷投手は研究者も卒業へ

慶大, 福谷浩司

 中日はドラフト会議で1位指名した慶大・福谷浩司投手と仮契約を結んだ。契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円の最高条件での契約となった。

 福谷浩司投手は愛知・横須賀高校時代に140km台のストレートを投げる投手としてドラフト候補に挙がる投手となった。福谷投手もプロ志望届けを提出し指名を待ったもののドラフト会議での指名は無く、慶應義塾大学の理工学部を受験して合格した。

 大学でも野球部に入部すると1年生から頭角を現し、2年生となった2010年は大学選手権で好投すると、秋季リーグ戦では先発リリーフにフル回転し5勝1敗を記録した。

 3年生となった2011年春季はリリーフとして12試合に登板し防御率0.59を記録したが、秋に先発に転向するも結果を残せなかった。4年生となった今年も試合中に足を怪我するなど納得の投球はなかなかできなかったと思うが、江藤監督いわく「彼は学者。野球3割、研究7割ですから」というように研究に打ち込んでいた事もあるかもしれない。

 福谷投手は「卒論が終われば、研究は一区切り。これからは野球だけを見ていきたいと思っています」と話し、大学卒業と共に研究者も卒業する。福谷投手の150km近くの低めの重いストレートが決まれば、ナゴヤドームでホームランを打つことは難しいだろう。個人的には大学2年生の時のように先発として活躍して欲しいのだが、ポスト岩瀬、または浅尾の負担を軽くするポジションで投げる事も予想される。

 

 “学者引退宣言”だ。中日からドラフト1位指名された慶大・福谷浩司投手(21)が19日、名古屋市内のホテルで契約金1億円+出来高5000万円、年俸1500万円(いずれも推定)で仮契約。理工学部に在籍し、野球と研究を両立させてきた超インテリ右腕は、プロ入り後は自身の仕事に専念することを誓った。

 

 「卒論が終われば、研究は一区切り。これからは野球だけを見ていきたいと思っています」慶大の江藤省三監督が「彼は学者。野球3割、研究7割ですから」と評する秀才。だが、念願の仮契約を終え、中日の一員として会見に臨んだ顔は、プロ野球選手のそれに変わっていた。ただ、当面は研究の方でラストスパートをかける。「野球に混在するあいまいさの定量化」という難解なテーマの卒論を仕上げるため、多い日は1日10時間近くも研究室にこもる。来月6日には横浜市内での学会で研究成果を発表する予定だ。


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