東北楽天は今年のドラフト会議で獲得した7選手の入団発表を行った。一覧はこちら↓
順 | 名前 | 守 | 出身 | 特徴 | 契約金 | 年俸 | 背番 |
1 | 森雄大 | 投 | 東福岡 | 184cm74kg・左左 | 8000万 | 840万 | 16 |
2 | 則本昂大 | 投 | 三重中京大 | 178cm82kg・右左 | 7000万 | 1200万 | 14 |
3 | 大塚尚仁 | 投 | 九州学院 | 175cm70kg・左左 | 5000万 | 600万 | 47 |
4 | 下妻貴寛 | 捕 | 酒田南 | 186cm85kg・右右 | 3500万 | 600万 | 39 |
5 | 島井寛仁 | 外 | 熊本ゴールデンラークス | 174cm70kg・右右 | 3000万 | 840万 | 50 |
6 | 柿澤貴裕 | 外 | 神村学園 | 179cm80kg・右左 | 2500万 | 600万 | 51 |
7 | 宮川将 | 投 | 大阪体育大 | 184cm87kg・右右 | 300万 | 240万 | 121 |
ドラフト1位森雄大投手は140km後半の速球もあるが、140km前半でも腕が隠れて、遅れて出てくるフォームで打ちづらさに特徴がある。突然制球を乱すなどの課題もあり、高校では最後の夏に背番号10を背負った。高校ではその特徴のあるフォームを固めて、今中慎二投手のような感じで活躍して欲しい。
ドラフト2位は大学選手権で20奪三振を記録したエース。ストレートは154kmの快速球。スピードガンの出にくい東京ドームでも150km以上を記録しており、160kmも夢ではない。ただし、球速よりも球の回転を大切にして欲しいタイプで、ストレートは高めに浮くもののバットを振ってしまうようなところが魅力。鋭く曲がって落ちるスライダーも特徴で、コントロールはまだまだだが、元ヤクルトの伊藤智仁投手のような投球を期待したい。
ドラフト3位・大塚尚仁投手も左横からの角度のあるフォームが特徴で、ノーヒットノーランを記録し、18U世界選手権でも左の中継ぎとして好投した。プロのバッターでも打ちづらさを感じるだろう。ただしプロのバッターは対応してくるはずで、ストレートも変化球ももうひとまわり成長して、絶対的なリリーフ左腕として活躍して欲しい。
ドラフト4位、下妻捕手は将来の正捕手として期待される。打撃など課題はあるが投手陣に信頼される安定感のある捕手。ドラフト5位の島井選手は身体能力抜群。ただし厳しい環境でプレーした経験が少ないため、その点が気になる所。2軍のコーチがちゃんと配慮できれば成長できる可能性があると思うが。
ドラフト6位・柿澤選手は投手としても140km後半を記録していた。ただしフォームは野手投げに近い感じもしたので、長打力を生かして外野手として挑戦する。強肩、長打力、それにみんなの評価のコメントでも性格も非常によさそうなので、きっと成功する。育成ドラフト1位の宮川投手は安定度のある投手。育成ドラフトで指名されるような選手ではないだけに、枠の問題もあるが1年目にも支配下登録をされるようになるだろう。
個性と特徴のある選手が揃った。左右のエース候補、将来の正捕手候補、課題のリリーフ左腕、将来が期待できる選手達に期待。
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