東北楽天が新人選手入団発表、森雄大投手「北條、田村と対戦したい」

東北楽天ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 東北楽天は今年のドラフト会議で獲得した7選手の入団発表を行った。一覧はこちら↓

名前出身特徴契約金年俸背番
1森雄大東福岡184cm74kg・左左8000万840万16
2則本昂大三重中京大178cm82kg・右左7000万1200万14
3大塚尚仁九州学院175cm70kg・左左5000万600万47
4下妻貴寛酒田南186cm85kg・右右3500万600万39
5島井寛仁熊本ゴールデンラークス174cm70kg・右右3000万840万50
6柿澤貴裕神村学園179cm80kg・右左2500万600万51
7宮川将大阪体育大184cm87kg・右右300万240万121

 ドラフト1位森雄大投手は140km後半の速球もあるが、140km前半でも腕が隠れて、遅れて出てくるフォームで打ちづらさに特徴がある。突然制球を乱すなどの課題もあり、高校では最後の夏に背番号10を背負った。高校ではその特徴のあるフォームを固めて、今中慎二投手のような感じで活躍して欲しい。

 ドラフト2位は大学選手権で20奪三振を記録したエース。ストレートは154kmの快速球。スピードガンの出にくい東京ドームでも150km以上を記録しており、160kmも夢ではない。ただし、球速よりも球の回転を大切にして欲しいタイプで、ストレートは高めに浮くもののバットを振ってしまうようなところが魅力。鋭く曲がって落ちるスライダーも特徴で、コントロールはまだまだだが、元ヤクルトの伊藤智仁投手のような投球を期待したい。

 ドラフト3位・大塚尚仁投手も左横からの角度のあるフォームが特徴で、ノーヒットノーランを記録し、18U世界選手権でも左の中継ぎとして好投した。プロのバッターでも打ちづらさを感じるだろう。ただしプロのバッターは対応してくるはずで、ストレートも変化球ももうひとまわり成長して、絶対的なリリーフ左腕として活躍して欲しい。

 ドラフト4位、下妻捕手は将来の正捕手として期待される。打撃など課題はあるが投手陣に信頼される安定感のある捕手。ドラフト5位の島井選手は身体能力抜群。ただし厳しい環境でプレーした経験が少ないため、その点が気になる所。2軍のコーチがちゃんと配慮できれば成長できる可能性があると思うが。

 ドラフト6位・柿澤選手は投手としても140km後半を記録していた。ただしフォームは野手投げに近い感じもしたので、長打力を生かして外野手として挑戦する。強肩、長打力、それにみんなの評価のコメントでも性格も非常によさそうなので、きっと成功する。育成ドラフト1位の宮川投手は安定度のある投手。育成ドラフトで指名されるような選手ではないだけに、枠の問題もあるが1年目にも支配下登録をされるようになるだろう。

 個性と特徴のある選手が揃った。左右のエース候補、将来の正捕手候補、課題のリリーフ左腕、将来が期待できる選手達に期待。

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