東京ヤクルトは今年のドラフト会議で獲得した7選手の入団発表を行った。一覧はこちら↓
順 | 名前 | 守 | 出身 | 特徴 | 契約金 | 年俸 | 背番 |
1 | 石山泰稚 | 投 | ヤマハ | 182cm74kg・右右 | 10000万 | 1500万 | 12 |
2 | 小川泰弘 | 投 | 創価大 | 171cm79kg・右右 | 7000万 | 1200万 | 29 |
3 | 田川賢吾 | 投 | 高知中央高 | 187cm77kg・右左 | 5000万 | 600万 | 35 |
4 | 江村将也 | 投 | ワイテック | 180cm70kg・左左 | 4500万 | 900万 | 43 |
5 | 星野雄大 | 捕 | 香川オリーブガイナーズ | 177cm80kg・右右 | 2000万 | 800万 | 37 |
6 | 谷内亮太 | 内 | 國學院大 | 177cm78kg・右右 | 3000万 | 800万 | 46 |
7 | 大場達也 | 投 | 日立製作所 | 183cm85kg・右右 | 2500万 | 720万 | 49 |
ドラフト1位、石山泰稚投手は知名度も低く、球速も最速145kmと、地味な印象を受けるが、複数球団がドラフト1位候補に挙げていた実力派投手。今年は安定した投球を随所に見せ、都市対抗でも130km台にスピードを抑えながら、角度のあるストレートと変化球を低めに集めた。1年目からローテーションに確実に入ってくると思う。
ドラフト2位・小川泰弘投手も実力が高い。小柄だがダイナミックなフォームから、力強いストレートと多彩な変化球を投げてくる。東京新リーグでは三振も奪ってきたが、プロではコンビネーションで打たせて取るピッチングになると思うが、制球を乱すことが少なく試合を作る安定感に注目だろう。
ドラフト3位・田川投手も多くの球団が注目した大型右腕。投手に転向してから1年少しで140km後半を記録するドラフト上位候補に躍り出た成長力は今後も期待したい。また野手としてもパワーと打率を残す確実性もある。でもまずは底知れない成長を見せそうな投手として期待だ。
ドラフト4位・江村投手は荒々しさを持った力投派左腕投手で、打者に向かっていく強気なピッチングも持ち味。コントロールはアバウトになる場面もあるが、力でねじ伏せに行く。1アウト満塁のピンチでも強気に切り抜けそうな投手だ。5位・星野捕手はセカンドへのスローが1.8秒台と素早く強い。四国リーグでは打点も多く、下位打線でもチャンスで期待に応える選手になりそうだ。
ドラフト6位・谷内選手には非常に期待している。天才的なバッティングを見せる場面もあり、乗っている状態で手が付けられなくなる。プロではサードを任される可能性が高いがスター性をもった選手だと思っている。7位・大場投手は150kmのストレートを上から低めに投げ下ろす。フォームにぎこちなさを見せ課題もあるが、この角度を活かしながら変化球を身に付ければリリーフエースなれる素材。
確実にローテーションに入りそうな投手と、田川、谷内の将来のチームの軸になりそうな選手を揃え、非常に良い補強ができたと思う。地味な石山投手の活躍に期待したい。
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