北海道日本ハムは今年のドラフト会議で指名した7選手のうち6人の入団発表を行った。一覧はこちら↓
順 | 名前 | 守 | 出身 | 特徴 | 契約金 | 年俸 | 背番 |
2 | 森本龍弥 | 内 | 高岡第一 | 185cm90kg | 5000万 | 500万 | 24 |
3 | 鍵谷陽平 | 投 | 中央大 | 177cm80kg | 6000万 | 900万 | 30 |
4 | 宇佐美塁大 | 内 | 広島工 | 177cm83kg | 3000万 | 480万 | 50 |
5 | 新垣勇人 | 投 | 東芝 | 183cm85kg | 5000万 | 900万 | 28 |
6 | 屋宜照悟 | 投 | JX-ENEOS | 178cm79kg | 3200万 | 840万 | 57 |
7 | 河野秀数 | 投 | 新日鉄住金広畑 | 173cm77kg | 2000万 | 750万 | 59 |
ドラフト1位指名の大谷投手はもちろん参加していないが、ドラフト2位の森本選手は「一生の思い出に残る日、いち早く日本ハムに慣れたい」と話した。栗山監督は即戦力投手を4人獲得したことについて、「これほど即戦力が揃うことはない、来年が楽しみになってきている」と話した。
また栗山監督は、26日に花巻東・大谷翔平選手と面談することについて、「メジャー指名を翻意させようというのではない。大谷君の夢ってメジャーで長く活躍すること。その夢の為にこういう方法が一番確率が高いということを説明したい」と話した。
北海道日本ハムの今年の補強はピンポイントだった。ポスト小谷野と即戦力投手。サードを守る小谷野選手の調子が悪くなるとチーム状況も悪くなるなど役割が大きく、小谷野が抜けたとき、そしてポスト小谷野となるサードとして、森本、宇佐美のスラッガーコンビを獲得した。二人とも大型スラッガータイプで将来の主軸候補。
また即戦力投手は昨年、ドラフト1位で菅野智之投手を取れなかったことや、今年も1位で入団の可能性が高くなかった大谷翔平投手を指名し、投手の層がさすがに薄くなっている。そこで、先発を任せられる鍵谷、新垣、屋宜を指名、鍵谷選手は北海道出身、屋宜投手は日本選手権で好投、そして新垣投手は社会人のエースとして多くの経験を持つ。河野投手も140km中盤を記録する速球派のサイドスローで、中継ぎの増井の負担を少しでも軽くする意図がある。
あとは大谷投手獲得に全力を向け、入団にこぎつけられたら、今年の北海道日本ハムのドラフトは阪神と並び満点となる。
日本ハムは札幌市内のホテルで新入団選手の発表を行い、ドラフト1位の大谷(花巻東)を除く6選手が出席。2位の森本(高岡一)は今季まで陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が背負った背番号24のユニホームに袖を通し「一生思い出に残る日。1軍に定着してレギュラーを獲りたい」と目を輝かせた。
1メートル85、90キロと恵まれた体格で、走攻守そろった大型内野手。「森本なので、よく“ひちょり”と呼ばれていた。自分も明るさが持ち味。ちょっとキャラは違いますけどファンの人に明るさを見せたい」と話した。
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