阪神大学野球リーグではドラフト注目の左腕、大体大・松葉貴大投手が甲南大戦に先発すると、球速は144km/hが最速だったが延長10回を投げ切り、3安打1失点、18奪三振を記録する好投で2-1で勝利した。
この試合には12球団19人のスカウトが視察に訪れ、3人態勢で視察した阪神の畑山俊二スカウトは「直球が走らないとみて、変化球主体に変えた。カーブとスライダーはいいから」と話すなど、投手としての完成度の高さを評価した。
翌日の2回戦には同じくドラフト候補の宮川将投手が登板、こちらも延長戦となり、13回を一人で投げきり9安打14三振2失点、2-2で引き分けた。
松葉投手は183cmの本格派左腕で148kmの速球を投げるが、スライダーやフォークなど変化球も含めた投球が魅力、昨年から巨人、中日のスカウトが2012年のドラフト1位投手と評価しており、加えて左腕投手を育てるのが上手い阪神も3人態勢で視察するなど、周囲が騒がしくなってきた。
コメント