春季高校野球千葉大会では千葉国際vs千葉英和の対戦が行われ、プロ注目の千葉国際・相内誠投手が9奪三振1失点完封勝利を挙げた。
球速は130km後半と本調子ではなく変化球中心のピッチングに切り替えると、7回には3者連続三振を奪うなど9奪三振。球場に集まった6球団のスカウトも注目し、阪神・菊地スカウトは「スケールがあって、変化球でストライクが取れる。なかなかいない」と変化球でも試合を作るピッチングに評価した。
相内投手は180cmの長身からしなやかな腕の振りができる右腕投手、夏に向けての成長次第ではドラフト会議での指名が見えてきそうだ。
千葉国際・相内9K完投で初8強 -
デイリースポーツ:2012/05/05
デイリースポーツ:2012/05/05
千葉国際が千葉英和を下して初の8強入りを決めた。プロ注目右腕・相内誠投手(3年)が、腰痛を抱えながら9奪三振で1失点完投。視察した6球団のスカウトの前で大器の片りんを見せた。
2回戦・長狭戦で受けた死球の影響で痛みがある中、昨秋県王者をねじ伏せた。130キロ台中盤と本調子でない直球でなく変化球での勝負を選択。カットボールなど軸に、七回には3者連続三振も奪った。阪神の菊地スカウトは「スケールがあって、変化球でストライクが取れる。なかなかいない」とうなった。
3試合連続完封こそ逃したが、ブロック予選から4試合31回でいまだ自責はゼロ。計37奪三振と勢いは止まらない。「英和に勝つことが目標だったのでうれしい。チームにとっても自信になる」。180センチの右腕は、つかんだ手応えに笑顔を見せた。
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