日川・山田基樹投手が146km/hで甲子園出場、浦和学院・小島和哉投手は完封など注目選手の動き

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 高校野球山梨大会では194cmの山梨のダルビッシュ、日川・山田基樹投手が甲子園に登場する。

 山田投手は東海大甲府を破った日本航空を相手に7安打6四死球で5失点と苦しんだものの、最速146km/hの速球で強気に攻めて甲子園を手にした。甲子園では注目投手の一人となるだろう。

 浦和学院・小島和哉投手は準決勝の聖望学園戦で、打線が8回まで無得点に抑えられる中でも無失点を続け0-0が続くと、勝ち越した9回の裏も無失点に抑え、9回5安打完封と抜群の安定感を見せた。決勝は川越東と対戦する。

 前橋育英の2年生で148km/hを投げる187cmの大型右腕・高橋光成投手も4安打8奪三振で1失点に抑えて勝利した。この日も144km/hを記録。春季関東大会の決勝で対戦した浦和学院の同じ2年生の小島和哉投手とはLINEでメッセージをやりとりする中。完全試合を達成したあとに祝福メッセージを送ると「お前もやれよ」と言われたらしい。共に来年のドラフト注目投手となる。

 聖光学園の園部聡選手はこの日、通算58号となるホームランを放った。今大会3本目となるホームランで好調を維持している。中学時代にチームメイトだった常総学院のプロ注目スラッガー・内田靖人選手は一足早く甲子園出場を決めたが、内田選手から「お前も頑張れ」と激励を受けた。

 高知では明徳義塾・岸潤一郎投手がプロ注目の高知・和田恋選手を4打数ノーヒットに抑え、1失点完投勝利で甲子園出場を決めた。和田選手は今大会は1本塁打を放つものの、19打数5安打4打点と最後の夏を飾る事はできなかった。しかしプロも高く評価するスラッガーでプロ志望すればドラフト指名は確実と思う。

 習志野は木更津総合と対戦し、木更津総合の2年生・千葉貴央投手からあと1点を奪う事ができずに5-6で敗れた。ドラフト候補の松山大志選手は試合後にプロ志望について「もちろん。1年でも早く」と話した。

 打線は全て2死から得点する粘りの攻撃で8点を奪い、池谷(いけや)公雄監督は「昨秋みたいなバッティングが戻ってきた」と笑顔。1メートル94の長身右腕・山田は7安打5失点ながら完投した。

 

 最速146キロの直球を武器に内角攻めを徹底。6死球を記録したが、4戦連発で5本塁打の日本航空の4番・金沢を4打数1安打に抑えた。創立112年の県内屈指の伝統校だが、過去3度の出場ではいずれも初戦敗退。目標を「聖地での1勝」とした池谷監督は「他県のチームと対等にできるチームには仕上がっている」と手応えを口にした。

完全男との約束、前橋育英・高橋光成  - ニッカンスポーツ紙面:2013/7/28

 

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