千葉ロッテ、ドラフト3位の三木亮選手が遊学館に打撃ゲージをプレゼント

三木亮, 遊学館

 千葉ロッテにドラフト3位で指名された上武大・三木亮選手が、母校に打撃ゲージをプレゼントする事になった。

契約金の使い道

 メジャーリーグでは、日本の野球選手には比べ物にならないくらいの年俸を得る選手がいるが、その分を寄付したり、慈善活動をしたり、母国の野球の発展のために使ったりといろいろな活動をしている。日本でもプロ野球選手がいろいろな施設や団体に寄付をしたり、野球教室を開いたりと活動をしている。

 ドラフト会議で指名された選手は、ドラフト指名後にお世話になった人にあいさつ回りをする。少年野球のチーム、高校、大学などを訪れる。その中で、野球道具だったり、設備だったり、移動バスだったりを寄付する選手もいる。選手がプロに入ることで、それに続く選手達が出てくる。以前から行われている野球のエコシステムだ。

 千葉ロッテに指名された三木亮選手は母校・遊学館を訪れ、山本雅弘監督と相談したうえで、契約金6000万円、年俸1200万円の中から、古くなってきた打撃ゲージを寄付する事になった。

 

母校に最高のプレゼント

 「悔しい思い出しかない」、母校を訪れたときに苦笑いを浮かべたらしい。3年間をプレーしプロにも注目されたが、甲子園に一度も出場する事ができず、さらにドラフト会議ではプロ志望をしたものの指名を見送られるなど、悔しい思いを何度もした。

 悔いが残った高校時代に対して、後輩にはそんな思いはして欲しくないと打撃ゲージをプレゼントする。母校が甲子園に出場しプロ入りする選手が出てきて欲しいという思いを込めて。

 高校生にとっては、物として寄付してもらった事よりも、母校の先輩がプロ入りすることで、よりプロ入りという目標を近くに感じることができる。遊学館の選手が三木選手を見る目が輝いている。それこそが最高のプレゼントだ。

 

  ロッテにドラフト3位で入団した上武大・三木亮内野手(22)が出身校の石川・遊学館高に対して、打撃ケージを寄贈する予定であることが14日、分かった。山本雅弘監督(62)らと相談し、老朽化してきた打撃ケージの新調を決めた。

 契約金6000万円、年俸1200万円の三木は、かねてから「恩返しの気持ちを何か形にできれば」と考えていた。遊学館での3年間は甲子園に一度も出場できず、3年時はプロ志望届を提出しながら、指名漏れ。13日に3年ぶりに母校を訪問した際には、「悔しい思い出しかない」と苦笑いを浮かべていたが、2つの屈辱が4年後の歓喜につながった。


PAGE TOP