神奈川夏は横浜隼人と横浜商大付が初戦で激突、プロ注目・宗佑磨選手と続木悠登投手が対戦

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 夏の高校野球神奈川大会の組み合わせ抽選が行われ、共にノーシードとなった横浜隼人と横浜商大付が1回戦で対戦する事となり、抽選会会場も大歓声が挙がった。横浜隼人にはプロ注目の宗佑磨選手、手塚渓登選手というスラッガーがおり、横浜商大付には続木悠登投手という好投手がいる。

プロ注目・宗佑磨選手と43本塁打・手塚渓登選手

 横浜隼人は攻撃型のチームとして毎年注目されるスラッガーを輩出するが、今年もプロ注目の野手がいる。

 宗佑磨選手は181cm75kgの遊撃手で50m5.8秒の俊足があり、また6月7日の愛工大名電との練習試合で高校通算24本塁打を放つ長打力もある。投げても141km/hを記録する肩もあり、その身体能力は立ち幅跳びでも2m69cmと驚異的で、スカウトも「全身がバネのよう」と評価する。

 昨年の神奈川大会でも4回戦の柏陽戦で1試合2安打3盗塁を記録すると、5回戦の横浜高校戦では2-3で敗れたものの4打数2安打1打点と伊藤将司投手を攻略していた。

 宗選手は「自分が打ってチームが勝てるよう、チャンスで打ちたい」と話している。

 また、4番を打つのは手塚渓登選手で、186cm90kgの身体から推定140m弾も記録するというスラッガーだ。高校通算43本塁打の長打力でまずは初戦突破を目指す。

 

プロ注目・続木悠登投手

 対する横浜商大付の続木悠登投手は180cmから141km/hのキレのあるストレートを投げ、この夏の神奈川大会で屈指の好投手の一人。1年時から130km/h後半の速球を投げており、プロからも注目されている。

 初戦で強力打線と対戦する事となったが、投手にとっては連投で疲れる後半よりも前半で対戦した方が良い。続木投手も「甲子園に行くためには倒さないといけない相手」とやる気を見せていた。

 

 横浜隼人vs横浜商大付の1回戦は7月14日に保土ヶ谷で行われる。

 

 阪神そっくりのユニホームから「ハマトラ」の愛称でおなじみの横浜隼人。初戦の相手が横浜商大高に決まると、手塚主将は「当たる予感がしていた。打ち勝ちたい」と抱負を語った。1回戦屈指の好カードで、両校は毎年、3年生の引退試合を行う深い縁もある。宗も「このユニホームで甲子園に帰る」と5年ぶりの甲子園へ気合十分だ。

 伝統の強力打線をけん引するのが、宗と手塚だ。1、3番を務める宗は右膝痛から4日に復帰したばかり。ギニア人の父、日本人の母を持ち「筋肉が日本人より強いらしく、骨の成長が追いついていなかった」と振り返る。「昔は肌の色をバカにされて嫌だったこともあったけど、今は誇りに思う」と負けん気は強い。天性のバネに加え、高校通算23発の長打力、50メートル5秒8の俊足はプロも高く評価している。

胸躍る、ムネリン - ニッカンスポーツ紙面:2014/6/8

 

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