高松北・塹江敦哉投手が149km/h記録、横浜DeNAを除く11球団27人スカウト視察

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 左腕で全国でも最速と言われており、今年のドラフト会議で上位候補にも名前が挙がる高松北の塹江敦哉投手が最後の夏の大会に登場した。5四球で5失点したものの自己最速となる149km/hを記録、14三振を奪った。

制球乱すも14奪三振

 塹江敦哉投手は177cmの左腕でこれまで148km/hを記録している。好調時は相手打者のバットにほとんど当てさせない投球を見せるが、昨年夏の準決勝では5四死球で11失点するなど四球から崩れる粗さの残る逸材だった。

 今年は春季大会で制球も落ち着き好投を見せ、先月の徳島の強豪・生光学園との練習試合ではノーヒットノーランを達成するなど成長を見せていたに見えたが、この日も5四球を与え5失点、164球を投げ6-5と1点差に追い上げられるなど、再び課題を見せてしまった。

 それでもこの日は自己最速の149km/hを記録し、高い素質を証明した。また6回から4イニングは無失点に抑え、落ち着いたピッチングも見せていた。

 「前半は飛ばし過ぎた。力んでもったいなかった」と話し、5回まで5失点の投球を反省した。

 

3位より上で指名

 この左腕の逸材にスタンドには、横浜DeNAを除く11球団27人のスカウトが視察に訪れた。阪神は佐野アマ統括スカウト以下5人で視察を行い、佐野統括スカウトは「春に見た時よりバランスが良くなっている。149km/hを出せる高校生はそうはいない」と話すと、同じく阪神の山本宜史スカウトも「真っすぐが速くてスライダーとのコンビネーションがいい。楽しみな投手」と評価した。

 中日・中田宗男スカウト部長も「球速はサウスポーとしてズバ抜けたものを持っていて、佐野日大・田嶋投手と比べても勝るとも劣らない」と話すと、巨人・山下スカウト部長は「力投型の投手で、左投手としては全国的に見てもかなり上の方。3位より上で指名される可能性はある」とドラフト上位候補として見ている事を話した。

 各球団ともスカウト部長クラスが訪れ、特に阪神は5人で視察した事で注目度が高いことを示した。各球団とも将来性のある左腕として評価し、佐野日大の田嶋大樹投手との比較になってくるとみられる。

 逆に、この試合で敗れたら最後の機会となる投球を見ることができなかったかもしれない試合で姿を見せなかった横浜DeNAは、素材型の左腕投手が補強ポイントから外れているのか、または戦略的に姿を見せない事で実は本命という可能性もなくは無い。

 開幕したばかりの香川大会でプロ注目の左腕、高松北・塹江が三振ショーを披露した。最速149キロの真っすぐに、多彩な変化球で、多度津打線から毎回の14三振を奪った。

中略

 
 力が入る理由があった。夏の甲子園へ向けた初戦ということもあるが、11球団27人のスカウトが集結。スタンドから熱い視線を送っていたからだ。荒削りながら、将来性十分の貴重な速球派左腕。視察した巨人・山下スカウト部長は「力投型の投手で、左投手としては全国的に見てもかなり上の方。(ドラフト会議で)3位より上で指名される可能性はある」と見る。

 プロ注目の左腕・塹江が粗削りを象徴するヒヤヒヤの1点差勝利だ。被安打3、14奪三振完投で自己最速を更新する149キロを2度もマーク。その一方で5四球で5失点を喫した。4点リードの5回は、1死一塁から3連続四球で押し出し。さらに2死満塁から4番に中前へ2点適時打を浴び、1点差に迫られた。「前半は気合が入って飛ばしすぎた。力んでもったいなかった」。164球を投げたエースは初戦突破にも反省の言葉を並べた。

 注目度は抜群だ。DeNAを除く国内11球団計27人ものスカウトが視察に訪れた。なかでも阪神は最多の5人が集結。佐野仙好アマ統括スカウトは「春に見た時よりバランスが良くなっている。149キロを出せる高校生はそうはいない」と話せば、中日・中田宗男スカウト部長も「球速はサウスポーとしてズバ抜けたものを持っていて、佐野日大・田嶋投手と比べても勝るとも劣らない」と評した。

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