高校野球東兵庫大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度A

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夏の高校野球東兵庫大会が7月11日に開幕する。

昨年は滝川二の高松渡選手が中日のドラフト3位で、市西宮の山本拓実投手が同じく中日のドラフト6位で指名され、三田松聖の稲富宏樹捕手がオリックスの育成ドラフト1位で、神戸弘陵の東晃平投手が同じく育成ドラフト2位でオリックスに指名された。例年多くの選手が注目される。

今年は東西に分かれる兵庫、東兵庫はドラフト1位候補がいる他、足の速い選手などの隠れた逸材も多くドラフト注目度はA。

地区

昨年は神戸国際大付が優勝、準優勝は西の明石商だった。そして新チームの秋は明石商が優勝し、準優勝も西の西脇工、東では神港学園と市尼崎がベスト4に入った。

春も明石商が優勝し、東では滝川二が準優勝、ベスト4に市尼崎が入った。注目の報徳学園が結果を残せていないが、他にも須磨翔風、関西学院、市西宮、神戸弘陵、育英がこちら側から甲子園出場を狙う。

注目選手

報徳学園の小園海斗選手は昨年のU18でもその能力を見せ、遊撃手としての守備は大阪桐蔭の根尾選手よりもうまさがある。打撃でも素晴らしい成績を残しており、また長打力も増してホームランも期待できる選手になっている。ショートのレギュラーとして長い間チームを引っ張ってくれそうで、プロの球団は心から欲しい選手だろう。

その他の注目選手

投手は素材型が多い。市尼崎の小森陵司投手は186cmの体を生かして投げる活きの良い球が魅力、今年になり下半身をうまく使えるようになって球威を増した。成長途上の大型右腕。市西宮の若林秀真投手も180cmの右腕で140キロのストレートを投げる。長田高校の橋本達弥投手は180cmから146キロを記録、50m6.1秒の足もある選手ですば抜けた身体能力がある。公立高校に素晴らしい選手が集まる。

報徳学園は180cmの左腕・渡辺友哉投手が注目される。2年時は故障で登板ができなかったが3年に復帰、力のある球を投げる。育英高校の今朝丸慎投手も名門校らしい素質を持った選手。神港学園の堀尾理久投手も安定感を誇る。

宝塚西の森俊也投手は176の左腕で威力十分の球を投げる。星陵高校の船引駿平投手も左腕を体を使って振り切り、カーブとのコンビネーションで空振りを奪う。

野手では神戸国際大付の谷口嘉紀選手が昨年から注目されており、昨年夏の甲子園では2打席連続ホームラン、広角にホームランを打ち遠投110mの強肩外野手としても注目される。須磨翔風の荒川亮太選手は183cm90kgの大型捕手、才木投手などの球を受けてきた実績や、オフのトレーニングで伸びた打球の飛距離などに、7球団のスカウトが注目している。

神港学園の前田武斗選手は50m5.9秒の俊足で、ベースを駆け抜けるスピード感が素晴らしい。滝川二の高島大輝選手も50m6.0秒の1番バッターでパンチ力も備わっている。神戸弘陵の前本亜良志選手も50m5.9秒の足があり、この快足3人はだれが一番速いのか興味が出てくる。盗塁や1番としての働きで競い合う。

報徳学園は神頭勇介選手がバネがあり打撃やスローイングに勢いのある捕手。市立尼崎の佐藤海都選手は主軸を打つ捕手で、フットワークやスローイングなど捕手としての能力を高く評価される。滝川二の江端宙斗選手も捕手としての能力が高く、この春の決勝ではライナーで飛び込むホームランを放ち話題となった。関西学院の田中俊平選手はホームランも打てて、遠投110mの強肩もある選手とのこと。

下級生では滝川二の田邊大登投手がすでにエース格でチームの勝利に貢献ししている右腕、130キロ中盤でも空振りを奪える球質がよく、明徳義塾との練習試合でも好投し自信をつけている。報徳学園の2年生・林直人投手は、1年秋には背番号1を背負うなど安定した投球を見せる。そして、市立尼崎の1年生・栃尾駿一選手は、中学時代に非常に高く評価された選手で、春にデビューをしている。夏はその活躍を待ち望んでいる人も多く、期待してみたい。

優勝予想

優勝候補に挙げられるのは、滝川二と市尼崎、神戸国際大付、市西宮、須磨翔風など。市尼崎が安定して実績を残している。その中で小園選手が最後の学年となる報徳学園だが、優勝などから離れてしまっている。監督交代も大きかったかもしれないが、小園選手を支える選手が出てきてほしい。

組み合わせでは滝川二のブロックに報徳学園が入った。この激戦ブロックを勝ち上がるのはどこか。

2018年度以降-高校生-兵庫県のドラフト候補リスト

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