佐々木朗希投手にプロ球界から歓迎の声、今日からロッテ、ヤクルトなど3球団面談

佐々木朗希, 大船渡高

今年のドラフトの目玉、大船渡の佐々木朗希投手が会見を行い、あらためて国内プロ野球入りの希望を表明し、12球団OKの姿勢を示した。

世界でも世代NO.1選手

あるメジャーのスカウトと話しをしたが、「この世代でおそらく世界でNO.1」という声が返ってくる。春先には非常に多くのメジャースカウトが佐々木投手の投げる試合に訪れており、スタンドでは英語での会話が飛び交っていた。

メジャーを志望すれば、おそらく多くの球団が獲得に参戦してきたかもしれないが、佐々木投手は終始一貫、国内プロ野球志望を通した。プロ野球へ進むことを意識したのは1年生の冬からと話し、メジャーについては「今はメジャーについてあまり考えられない。まずは日本で頑張りたい」と話した。

プロ野球では「多くのタイトルがあると思うのですが、そのすべてを獲得できるような投手になりたい」と力強く話した。

この会見を受け、プロ野球からは歓迎の声が挙がった。

○阪神・谷本球団本部長:「日本球界にとってうれしい。素晴らしい選手ですから」

○中日・松永編成部長:「ポテンシャルはNO.1。まだ出来上がっていない段階であれだけの球を投げられる。バランスのいい投げ方をしている。足も速い。投手としてのクイックとかフィールディングもしっかりできる。まめをつぶしたとかもあるが、そういう事は度外視でいいものはいい。」

○埼玉西武・渡辺GM「どこまですごいピッチャーになるのかと将来性を感じさせてくれる。当然候補に入っています。育成方法とかの資料は全部用意しています。」

○福岡ソフトバンク・三笠GM:「最上位候補の一人。世界を代表する千賀君みたいな投手になるであろう素材。スカウトの評価では投手としては大谷より素材は上じゃないかという。志望してくれてうれしい」

○東北楽天・石井GM:「佐々木君は現段階でも何十年かに1人の逸材だと思いますし、ドラフト1位候補のピッチャーであるのは変わりません。今日、指名することができる権利を得たので、あらためてチームで議論したいと思います」

○北海道日本ハム・栗山監督:「こんなスケールの投手がいるのかと、ちょっとあり得ないくらいの感じ。僕は絶対にファイターズに来ると信じている。」

○オリックス・福良GM:「高いですよ評価は。即戦力かどうかはまだわからないけど、持っているものはすごい」

周囲に相談せずに決めた

また佐々木投手は国内プロへ進むことについて、「相談はしないで、自分の意思を尊重してくれるので自分の意思で決めました」と話し、周囲にはあまり相談せずに自分の意思で決めたと話した。

このあたりは国保監督監督の意思疎通や信頼という点で、やや気になるところもあるが、U18ワールドカップには国保監督も韓国に行って佐々木投手と会話をしている。佐々木投手に考えさせながら育てている方針でそれがうまく行っている所もあり、進路についても遠くから見守る形で決めさせたのだろう。

獲得競争スタート

この日のプロ志望届提出を受け、争奪戦が始まった。大船渡高校の千葉副校長は、すでに佐々木投手に約半数の球団からコンタクトを取ってきたことを明かし、今日3日には東京ヤクルト、千葉ロッテなど3球団が面談を行うという。

面談には千葉副校長、国保監督などが同席し、さらに佐々木投手の母も同席する可能性があるという。

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 きょう3日からは、獲得を希望する球団との面談がスタートする。初日はロッテ、ヤクルトなど3球団。学校関係者は「既に5、6球団から面談の話が来ています。オファーがあればドラフト会議の直前まで行っていきます」と明かした。

12球団OKを明言し、本格的な争奪戦がスタートする。志望届が受理されたことで、プロ球団との面談が解禁。大船渡高の千葉貢副校長は、3日に複数球団との面談が予定されていることを明かし、すでに約半分の球団がコンタクトを取ってきたことを認めた。面談には学校側から千葉副校長、国保監督らの誰かが同席するが、場合によっては母・陽子さんが同席する可能性も示唆した。それでも佐々木は「相談はしないで、自分の意思を尊重してくれるので自分の意思で決めました」と、進路に関して周囲には相談しなかったことも明かした。


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