オープン戦のルーキーなどの活躍、楠本選手が初打席ホームラン

ルーキーニュース

この日はオープン戦4試合が行われ、各チームで期待のルーキーや若手が出場した。

巨人vs横浜DeNA

この試合では櫻井周斗投手が初勝利をする活躍を見せたが、横浜DeNAではドラフト8位ルーキーの楠本泰史選手が8回に登場すると、インコースの球を振りぬいてライトの防球ネットに刺さるホームランを放った。大学時代は侍ジャパンの4番も務めた選手だったが、肩の故障などによりドラフトではドラフト8位、82人中81番目の指名となっていた。それでも前日のKIAとの練習試合ではサヨナラホームランを放ち、守備でもよいプレーを見せていた。

巨人はドラフト5位ルーキーの田中俊太選手が試合途中からサードに入り、2打数ノーヒットもしっかりとしたスイングでサード方向に鋭い当たりも見せていた。ドラフト4位の北村拓己選手は途中からショートに入ったものの、悪送球のエラーをみせ、打撃も1打数ノーヒットだった。やや実力不足を感じる。また期待の2年目・吉川選手も打撃が全くできていない。当てていくスイングで3打数ノーヒット。もっとしっかりとスイングをしてほしい。

投手では3年目になる2015年ドラフト7位の中川皓太投手が先発し、5回2安打5奪三振の好投を見せた。球速は140キロ前半だが、伸びのある球と変化球をインコースにも投げ、低めに集められていた。今年は先発ローテーション入りしそうだ。

北海道日本ハムvs中日

北海道日本ハムは2016年ドラフト4位の森山恵佑選手が2本塁打を放った。星稜高校時代にゴジラ2世と言われた怪物候補がいよいよ楽しみになってきた。また、2015年ドラフト6位の横尾俊建選手、2014年ドラフト2位の清水優心選手と共に3者連続ホームランを記録し、清宮選手以外にも長打力を見せる選手が続々出てきた。

中日は2015年ドラフト1位の小笠原慎之介投手が4回ノーヒットピッチングで開幕投手候補に、2016年ドラフト6位の丸山泰資投手は1回を投げて清宮選手から三振を奪ったものの3連打に森山選手の3ランホームランを浴びて3失点、先輩の中川投手が巨人で好投を見せたが、こちらは苦しいピッチングとなった。

東北楽天vs広島

東北楽天は昨年のドラフト1位ルーキー・藤平尚真投手が3回を投げてパーフェクトピッチング、スライダーに145キロのストレート、カーブ、フォークなどで完璧なピッチング。田中投手、則本投手に続くエースとなっていくのはほぼ間違いない。すごいピッチングを見せた。

またドラフト6位の西巻賢二選手が途中から出場すると、オープン戦初打席で三遊間を抜くヒットを放ち、高校生ルーキーでは最初となるヒットを放った。

広島は期待の2年目、高橋昂也投手が3回を投げて2安打3奪三振2四球で2失点、藤平とのBIG3対決となったが、こちらは良い結果は残せなかった。

阪神vs東京ヤクルト

阪神は期待のドラフト4位ルーキー・島田海吏選手が1番センターで出場も3打数ノーヒット、しかし四球を一つ奪い、ゴロの打球で出塁を目指すバッティングの意思は見えた。これから対戦をしていけば、1番バッターとして形にはなりそう。しかし高山選手など外野手のライバルも多く、結果が必要になってくる。

東京ヤクルトは梅野雄吾投手が2回を投げて3安打2四球で1失点、球速などもあまり話題になっていない。

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