北海道日本ハム・有原航平投手、40球の投球でキャンプ締め

有原航平

 北海道日本ハムのドラフト1位・有原航平投手はこの日、2軍・国頭キャンプで40球の投球を行い、初のプロ野球キャンプを締めた。

静かなスタート

 昨年、大学野球の中心におり、最も注目された選手だった。昨年3月の早稲田大のロサンゼルスキャンプで、アメリカの大学と練習試合を行い154km/hを記録し、メジャー予備軍からバッタバッタと三振を奪った。そしてその勢いで春のリーグ戦で5勝を挙げた。しかし夏にはまさかの侍ジャパン大学代表選考漏れ、さらに右肘を故障、秋のリーグ戦はそんな状態ながらも優勝の可能性があり終盤に登板、そしてドラフト会議では4球団が指名重複し北海道日本ハムに入団が決まった。

 そんな昨年に比べれば、今年は静かなスタートとなった。チームの方針で2軍キャンプからスタートすると、最初のうちは故障明けという事もあり、キャッチボールなどで調整した。中盤よりブルペンで投球を行うと、この日は捕手を座らせてストレートばかり40球を投げてキャンプを終えた。

 今のところ、オープン戦での登板予定は無く、開幕も2軍で迎えることが確実とみられる。

 

終盤には

 しかし、この日の投球練習は、ラスト2球で力のあるストレートを投げ、同じくルーキーのドラフト8位・佐藤正尭捕手は、左手人差し指の付け根が割れていた。佐藤捕手は、「指がやられました…。球が重くて痛かったです。球速は140キロぐらいと思いますが、鉄球みたいでした」と話す。

 まだ変化球もそこそこしか投げておらず、このような春を迎えるのは初めてではないかと思う。他球団のルーキーの活躍のニュースも入ってくるだろう。しかしまずは我慢をし、2軍で実績を残して4月終盤から5月上旬に1軍デビュー、そこから勝っていければシーズン終盤には再び注目されているかもしれない。

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 「ラスト2球!」。38球目を投じた後の一言が“破壊球”の合図だった。手先が地面につきそうなぐらいに右腕を振ると、うなりを上げた直球が佐藤正のミットへ一直線。あまりの衝撃に、新人捕手は表情をゆがめた。

 佐藤正「指がやられました…。球が重くて痛かったです。球速は140キロぐらいと思いますが、鉄球みたいでした」


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