中日、ルーキー7人が1軍キャンプで打ち上げ、チームの入れ替え佳境に

中日ルーキーニュース

 昨年のドラフト会議で、社会人5人、独立リーグ1人、大学生3人の9人を指名した中日、1軍キャンプでは7人が打ち上げまで残り、オープン戦でレギュラーを争う。

7人が打ち上げまで残る

 2月1日にスタートして約1ヶ月のキャンプだったが、中日はこの日、キャンプを打ち上げた。1軍キャンプにはルーキー8人が参加し、ドラフト5位の加藤匠馬選手は2軍に降格したものの、野村亮介投手、浜田智博投手、友永翔太選手、石川駿選手、井領雅貴選手、遠藤一星選手、山本雅士投手の7人が最後まで残った。

 特に、友永選手、石川選手、井領選手、遠藤選手は実戦でも結果を残し、井領選手は6試合全てでヒットを記録するなど打率.333、友永選手も4試合中3試合でヒットを打った。二人は外野手で、今後のオープン戦で現在2軍キャンプに参加している平田選手などとレギュラー争いをする。

 

チームの入れ替え、佳境に

 内野手も遠藤一星選手や石川駿選手が、伸び悩みの堂上直、高橋周平やベテランの荒木選手とポジションを争う。

 中日は落合監督時代は、井端選手、荒木選手、森野選手、和田選手という所がレギュラーとして結果を残し、勝ちかたの知ったベテランとして、8年間で4度のリーグ制覇をしていた。しかし、それらのレギュラーがベテランとなりチームの入れ替えを進めているが、平田選手、堂上選手、高橋選手といった若手がポジションを奪えておらず、和田選手、森野選手などが主軸を打っている。

 今年加わったルーキーによって、伸び悩んでいる選手が刺激された。また、ルーキーもポジションを獲得するチャンスがある。チームの入れ替えはルーキーたちによって佳境に入ったと言える。

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  ドラフト6位外野手・井領=JX―ENEOS=は対外試合全6試合で安打を放ち、打率3割3分3厘。同3位外野手の友永=日本通運=は阪神とのオープン戦(22日、北谷)で左足甲を打撲して交代したが、そこまでの4試合中3試合で安打をマークし、同2割6分7厘。遊撃のポジションを争う同7位・遠藤=東京ガス=は同3割、二塁の座を狙う同4位・石川=JX―ENEOS=は同2割だが、5試合出場とチャンスをもらっている。「実戦がこれから続くので、どういうものをアピールしてくれるか」と指揮官は期待した。

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