千葉ロッテ、ドラフト2位の田中英祐投手は結果残せず2軍へ

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 千葉ロッテの田中英祐投手は、4月29日の初先発で3回5失点でマウンドを降りていたが、この日もリリーフで3回を投げて6安打4四球で4失点、力不足と判断され2軍降格となった。

力不足

 かなり課題の大きさが見えた2試合となってしまった。一軍昇格前の試合でも大量失点をしており、千葉ロッテの首脳陣も覚悟はしていたと思うが、それでも1軍のマウンドで変わるかもしれないと期待もしていたと思う。

 2試合とも四球を連発し、球速こそ147km/hを記録したものの、1軍の主力打者に気持ち良くはじき返された。力で押す球は通用せず制球も定まらずでこのような形となった。この日は3イニング目には球速も130km/h台まで落ちるなど気持ちの面でも課題を見せた。

 賭けのような1軍昇格と登板だったが、それは残念な結果となった。この結果がトラウマになる選手もいるが、田中投手は関西学生リーグでも強豪チームを相手に戦ってきた経験がある。これをバネにできると信じる。

 まずは体がまだまだ出来ていない。当分はプロの体になるための努力が必要だろう。それでも球速は147km/hは出ており、体ができれば力で押すピッチングもできるようになると思う。

 

ロングリリーフも3イニング目に突入した6回、容赦ない洗礼打を浴びた。先頭の4番中田にすべて直球勝負を挑み、2球で簡単に追い込んだまでは良かったが、3球目の143キロは軽々と左翼線を破られた。近藤まで3連打の後、2死満塁から西川には2点適時打。この回だけで5安打を集中され、さらに3失点で試合を決められた。

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