日本生命・吉高壮投手、3年目に向けて150キロ復活目指す

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日本生命の吉高壮選手が、入社3年目となる来年に向けて150キロ復活を目指す。

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明石商から日体大

吉高壮投手は明石商の時に選抜大会に出場し、日南学園戦で10奪三振完投、東邦戦で完封勝利を挙げるなどベスト8進出に貢献し、プロからも注目された。

日体大に進むと2年時に150キロを記録して成長を見せたものの、3年時に肩を痛め、リーグ戦での登板は通算で5試合、10イニングにとどまった。それでも4年時にも149キロを記録するなど、力を持っていた。

そして日本生命に進んだ吉高投手は、2年目となった今年は、都市対抗近畿地区2次予選で3試合に先発し、日本新薬戦では9回途中まで1安打11奪三振という快投、3試合で防御率0.47と成績を残すと、秋の日本選手権でも1回戦、2回戦に先発し、日本生命の先発投手として投げた。

それでも、2回戦の東京ガス戦では3回途中5安打2失点で降板し、「もう一度、体をつくりなおします。大学時代より腕は振れている実感があるけど、球速が出ていないので」と話していた。現在の球速は145キロ程度で、大学時代の球速が出ておらず、3年目の来年は大学時代の球速復活を目指していく。

「エースにはまだなりきれていない。結果が伴わないとだめ。自分がエースとは思っていませんが、その中でも主戦として投げる自覚は持って、人よりも多くのメニューをやっていきます。2大大会での優勝を掲げている中で結果が出ていませんが、何か一つが変われば優勝できるチームだと思う」と話し、チームを引っ張る覚悟も見せる。来年、吉高投手が都市対抗の先発として、150キロ台の力強い球を投げ込む姿を見せることができれば、プロも黙っていることはないだろう。

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日本生命・吉高壯 名門復活へ真のエースになる 150キロ取り戻すべく「もう一度、体をつくりなおす」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
 正真正銘のエースとなるための、1年が始まった。日本生命・吉高壯投手(24)は入社3年目となる23年シーズンに向けて、地道な取り組みを続けている。

ストレートのキレと質を高めることにこだわった今季は、軽重量のウエートトレーニングで瞬発系を重点的に磨いてきた。チーム内で先発1番手の座を勝ち取れた部分は成長の証でも、球速は最速でも145キロ程度にとどまった。日体大2年で150キロをマーク。右肩に不安があった4年でさえも149キロを計測したことを思えば、やはり、物足りない。入社して以降、濃密なトレーニングで肉体は厚みを増し、右肩の不安も消えた。ならば、再び150キロの大台を目指すべきではないか―。首脳陣と綿密な意見交換をした末に、大学時代に取り組んでいた高重量のウエートトレーニングもメニューに加えることを決意した。

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