チーム内で賭博をしていることが発覚し現在活動を自粛している社会人野球チームの大阪ガスが、ドラフト会議でチームの選手が指名された場合には辞退をしないことがわかった。
大阪ガスはドラフト会議で選手が指名された場合には「部員本人の意思を尊重する」とし、部員への指名は辞退せず入団交渉に応じることを各球団に伝えたとのこと。これに合わせて12球団も指名に動くと見られる。
大阪ガスには、150km左腕の公文克彦投手、同じく左腕で大学時代から注目されていた松永昂大投手が今年のドラフト候補として注目されている。
野球部員が賭博を繰り返し、現在活動を自粛している、社会人野球の大阪ガスは、今月開かれるプロ野球ドラフト会議での部員への指名は辞退しないことを決めました。
大阪ガスでは、現役の野球部員を中心とする社員36人が、高校野球や競馬を対象に、少なくとも3年間にわたって賭博を繰り返していたことが分かり、警察が捜査を進めています。
野球部では、部員のほぼ全員が賭博を行っていた事態を重くみて、ことし8月から全体練習を自粛しているほか、社会人野球の日本選手権の予選への出場も辞退していました。
この問題で大阪ガスは、今月25日に開かれるプロ野球ドラフト会議で部員が指名された場合の対応を検討してきましたが、このほど、「部員本人の意思を尊重する」として、ドラフト会議での部員への指名は辞退せず、入団交渉に応じることを決め、これを各球団にすでに伝えました。
大阪ガスはこれまで多くのプロ野球選手を輩出している強豪で、ことしのドラフト会議でも指名が予想される部員が複数所属しています。
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