北海道日本ハムのドラフト1位・上原健太投手、阪神ドラフト2位・坂本誠志郎捕手、対応できず大敗

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ドラフト会議で北海道日本ハムが1位指名した明治大の上原健太投手が、チームの優勝がかかる法政大戦の2戦目に先発をしたが、2回2/3を投げて7安打を許し7失点と乱調で降板した。

3戦目登板も

この日は勝てば優勝となる大一番のマウンドだった。ドラフト会議後という事もあり、スタンドには15,000人の観客が詰めかけ、ドラフト1位指名をした北海道日本ハムのスカウトも足を運んだ。上原投手は「気持ちではいつもと変わらなかった。」と話したが、「技術が気持ちについていかなかった。空回りしてしまった」と反省を口にした。

法政大打線は上原投手を研究しており「初回からバッターが手を出してくるのがみんなスライダーだった」とスライダーを狙い打たれたと上原投手は分析した。阪神ドラフト2位の坂本誠志郎捕手もそれを気づけずに対応する事ができなかった。坂本選手も4打数無安打で2盗塁を許すなど精彩を欠いた。

優勝は第3戦目にお預けとなった。上原投手は3戦目での登板について「それはあります」と話し、待機する姿勢を見せた。

 

大学最後

上原健太投手は190cmの左腕投手という事で広陵高校、明治大と常に期待されてきた。しかしともにエースとして登板する機会は少なかった。大学でも1戦目の先発はほとんどなく、リリーフや2戦目の先発を任されることが多かった。この日もその2戦目の先発として力を見せる場面だったが、結果を残すことはできなかった。

ドラフト会議でも北海道日本ハムが抽選で2回外しての1位指名、地元候補を優先し指名が噂された広島カープも、苑田スカウト部長が常に追い続けていたものの最終的に指名を回避した。素材への期待とともに、その期待の応えられなかったという課題が上原投手にはある。

今日もし敗れれば、学生最後の登板となることもありうる。先発は3年生のエース・柳裕也投手で完投する可能性が高いが、上原投手が登板する事になったら、集大成のピッチングを見せてほしい。

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上原はぼう然とした表情だった。自己ワーストとなる7失点。勝てば優勝の大一番の先発を託されたが3回途中でマウンドを降り「気持ちではいつもと変わらなかった。でも、技術が気持ちについていかなかった。空回りしてしまった」とがっくり肩を落とした。

この日5回を無失点に抑えれば、防御率でリーグトップに立つ計算だった。タイトルの可能性はほぼなくなり、自身の3勝目も2季ぶりの優勝も持ち越しとなった。

阪神からドラフト2位指名された坂本誠志郎捕手(明大)も、高山に優勝をささげるつもりだ。「そういう部分もチームの力にして、頑張っていけたら」。試合では4打数無安打で2盗塁を許すなど、精彩を欠いたが、「勝ち点制なので、きょう負けたら終わりではない。反省を生かしていきたい」と26日の試合にかける。

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