明大・森下暢仁投手が152キロ、6回4失点も12球団スカウトの評価は変わらず

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明治大の154キロ右腕・森下暢仁投手が今季初登板をしたが、6回を投げて10安打を浴び4失点で敗戦投手となった。最速は152キロを記録した。

152キロ

大学最速投手でドラフト1位候補と注目された明治大・森下暢仁投手の初戦には、12球団のスカウトが集まった。その中で森下投手は152キロを記録するなど150キロを連発する投球を見せたが、序盤からピンチを背負う展開が続いた。

そして4回、2アウト1,3塁の場面でファーストの頭を超えるタイムリー2ベースヒットを許すと、5回にはワイルドピッチで1点を与え、6回にはタイムリーヒット2本で2失点した。「全然、出し切れていない。開幕の緊張感があって球をコントロールできず修正できなかった。」と話した。また善波監督も「今まで見た中で一番悪いかな。球がどこに行くか分からないくらい」と驚きの表情を見せていた。

スカウトの評価は変わらず

この日は注目の右腕の登板に12球団のスカウトが集結した。埼玉西武のスピードガンでは153キロを記録たというが、その西武の潮崎編成ディレクターは「スマートな投手でカーブ、チェンジアップもある。楽天・岸みたいなタイプで即戦力」と高い評価を見せ、また東北楽天の後関スカウト部長も「高校時代から上位候補。真っすぐの質はいい」と高評価を見せた。

巨人の織田スカウトは「今日の結果だけで評価が変わることはない」と話し、この日の投球で評価が変わらないと話した。

良くも悪くも評価は変わらなかった。森下投手は昨年ですでに侍ジャパン大学代表のエースを任される投手で、154キロのストレートに変化球も一級のものを持っている。しかし、リーグ戦では、試合を支配するような圧倒的な投球を見せられておらず、その投球ができれば間違いなく1位で推せる投手となる。

最終学年でドラフトイヤーの今年に、そのような投球を期待していたスカウトは多かっただろうし、それが見られれば、「評価は変わらない」という表現ではなく「間違いなく1位、どこもほしいだろう」というような表現になっていただろう。

善波監督は「ビデオを見て本人と話します」と話し、森下投手も次戦までの調整を誓った。低めに決まる球は角度もあり、変化球もキレも悪くなった。しかし、高めに浮くストレートは合わされヒットを許した。ストレートでねじ伏せらるようなことは出来ず、現時点では低めに角度を付けないとこのような投球になってしまう。

ただし、例えば来年のキャンプで、ストレートの力が増しているような、そういう想像もできる投手でもある。ドラフト1位指名は間違いない。

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ネット裏にはプロ12球団のスカウトが集結。球場表示で152キロをマークし、西武のスピードガンでは自己最速にあと1キロと迫る153キロを計測した。西武・潮崎編成ディレクターは「スマートな投手でカーブ、チェンジアップもある。楽天・岸みたいなタイプで即戦力」と高評価。楽天・後関スカウト部長は「高校時代から上位候補。真っすぐの質はいい」。巨人・織田スカウトは「今日の結果だけで評価が変わることはない」と語った。

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