法政大・宇草孔基選手がトンネル抜ける、DeNA・楽天スカウト評価

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侍ジャパン大学代表で不動のトップバッターとして活躍を見せていた法政大の宇草孔基選手だったが、この秋はこれまで3試合に出場し11打数ノーヒットとトンネルに入っていた。

2安打

これまで3試合は3番を打っていたが、この日は青木監督が「1番打者として、きれいな状態のバッターボックスに立ってきっかけにしてくれればと思った。」と話し、代表と同じ1番に入ると、3回1アウト3塁の場面で4球目をセンター前に運びタイムリーヒットを打った。「追い込まれていたので、バットに当てようと思った。気持ちで打った」と話した。

続く4回にも2アウト2塁の場面でセンター前ヒット、その後、二盗も決めた。5打数2安打1打点1盗塁と宇草選手らしいプレーが戻ってきた。

夏は代表での戦いが終わった後に右足首を痛め、それをかばうために股関節痛になるなど故障があったというが、「それは言い訳にしない。これからもチームのために全力でやる」と言い訳をしない姿勢を見せた。

この日は国内6球団が視察したが、横浜DeNAの八馬スカウトは「スケールが大きい外野手で、能力が高い」と評価すると、東北楽天の鷹野スカウトも「足が速くバッティングも良い。投ゴロで一塁まで全力で走るプレースタイルも評価できる」と話し、全力プレーのスタイルを評価した。

185cmで50m5秒台で走るトップバッターが、将来どこの球団で活躍をしているのか、ドラフト会議での指名が注目される。

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プロのスカウト陣からも、評価は高い。DeNA・八馬スカウトは「スケールが大きい外野手で、能力が高い」と高評価。楽天・鷹野スカウトも「足が速くバッティングも良い。投ゴロで一塁まで全力で走るプレースタイルも評価できる」と野球に取り組む姿勢にも注目していた。

3回1死三塁で迎えた第2打席で中前に先制適時打を放った。14打席目の初安打に宇草は「気持ちですね。監督が気を使ってくれて、ベンチ外の部員も励ましてくれた」と安どの表情。夏に右足首を痛め、股関節まで影響して不振に陥ったが「それは言い訳にしない。これからもチームのために全力でやる」と言い切った。

右足に痛みを抱え、開幕から3番で11打数無安打だったが、この日は1番で結果を残した。「準備はしてきたので、やれると思っていた」という俊足外野手に、視察した国内6球団のスカウト陣からは「足と打撃は魅力」と高評価が出た。

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