立大・小室正人投手が6安打完封!明大・岡大海投手に投げ勝つ

大学野球ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 東京六大学リーグ、立大vs明大の試合では立大のエース・小室正人投手が明大打線を6安打4奪三振に抑えて完封勝利を挙げた。7回以降毎回ランナーを許すも3つの併殺を狙って取り、失点を許さなかった。

 開幕カードの慶大戦で小室投手は1戦目で3失点で5回降板、2戦目でも2-1でリードした8回に登板すると4失点し2アウトを取ったところで降板するなどふがいないピッチングで、立大・大塚監督も2戦目で7回5安打8奪三振で1失点と好投した1年生の斎藤俊介投手にこの日の先発を任せる予定だった。

 しかし小室投手は明大戦に向けて3日間で300球の投球練習を行い、監督もその姿を見てこの日も先発を決めると、見事の結果を残した。

 小室投手は1年生から登板しエースとしてここまで14勝7敗と実績を残してきた。最後のシーズンで失いかけた信頼を取り戻しての15勝目は大きなものとなった。

 プロからも評価されているがドラフト会議での指名は微妙なところにいると思う。

 また明大は来年のドラフト候補・岡大海投手が登板すると6回に味方のまずいプレーでの3塁打から1失点する不運もあり、7回を投げて7安打3奪三振4四死球で2失点で敗れた。

 立大は慶大との開幕カード2試合で7失点と乱調だったエース左腕・小室が意地の完封勝利を挙げた。7回以外は走者を背負う苦しい投球だったが、3併殺など要所で粘りの投球を披露。

 大塚淳人監督は、明大戦の初戦の先発を1年生右腕・斎藤に託す考えだった。だが、小室が明大戦に向けて3日間で約300球を投げ込む姿を見て先発を決定。小室は「信頼を取り戻すためには大事な試合だった」と安どの表情を浮かべていた。

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