高校野球静岡大会では聖隷クリストファーの鈴木翔太投手が登板した。
鈴木投手は4回を投げて「6,7割の力でほとんど真っすぐを投げた」と話したが、それでも2安打7奪三振で無四球無失点のピッチングを見せた。しかし「追い込んでの決め球のコントロールに納得がいかないんです」と話し、まだまだ満足していない。
鈴木投手は4月の1ヶ月間を右肘痛に悩まされ投球練習ができなかったらしい。しかしこの日は140km/hを記録し復活しつつあるようだ。
この投球に広島、阪神、巨人、千葉ロッテなど7球団15人のスカウトが視察に訪れ、広島は白武スカウト部長も視察、松本スカウトは「マエケンのような柔らかさがある」とチームのエースと比べた。また巨人・井上スカウトも「見た目より速く感じるタイプ」と話し、阪神・北村スカウトは「投げるたびによくなっているし、柔らかいフォームで、全力で放れるようになったことは大きい」と復活を評価した。
昨年から多くの球団が注目している鈴木投手、右肘の心配もあるがこのままでいけばドラフト会議で指名される事になるだろう。広島の他にもスカウト部長クラスが視察をしており、ドラフト会議では早い時間に名前が挙がる事になりそうだ。
聖隷クリストファーのプロ注目右腕・鈴木翔太(3年)が快勝発進だ。沼津高専相手に4回無失点、7三振を奪い5回コールド勝ち。「今日は6、7割の力。制球がよくなかった」と、四死球0の快投にも満足しなかった。
今春は肘痛から一時投球を回避していたが、ここにきて完全復活だ。「真っすぐで押していこうと思った」の言葉通り、投球のほとんどが直球。「スピードにこだわりはありません」と苦笑いするが、この日は最速140キロを記録した。
ネット裏では巨人、ロッテなど7球団のスカウトが視察。白武スカウト部長とともに熱視線を送った広島・松本スカウトは「マエケンのような柔らかさがある」。巨人・井上スカウトも「(打者が)見た目より速く感じるタイプ」と高評価した。
「6、7割の力で、ほとんど真っすぐ。追い込んでの決め球のコントロールに納得がいかないんです」。4月から約1カ月間、右肘の痛みで投球練習ができなかった。この日の最速は140キロ。順調な回復に見えるが、本人は不満げだ。
もっともネット裏の声は正反対。7球団15人のスカウトが陣取り、阪神・北村スカウトは「投げるたびによくなっているし、柔らかいフォームで、全力で放れるようになったことは大きい」と笑顔を浮かべた。スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークと球種も多彩。本領発揮はこれからだ。
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