パナソニック・秋吉亮投手が11奪三振完封勝利

社会人野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 都市対抗野球の4日目、第2試合ではパナソニックの秋吉亮投手が登場した。

 秋吉投手は初回に三者三振の絶好のスタートをきったが、2回から5回までに5安打を浴びて毎回ランナーを背負う苦しいマウンドとなった。しかしそれを無失点で切り抜けると6回以降は力が抜けてスムーズに投球ができ、4イニングを1安打に抑えて完封勝利を果たした。結局9回6安打11奪三振1四死球だった。

 秋吉亮投手は大学時代から注目されているサイドスローの投手で、昨年もドラフト上位候補として名前が上がったがチーム残留を決めた。今春は京都大会で1回に4失点して心配されたものの、都市対抗の予選では2試合連続完封に決定戦でも8回1失点の好投で安定感を見せた。

 埼玉西武の牧田和久投手の活躍で、各球団ともサイドやアンダースローの投手も探している。阪神やオリックスなどが注目しているようで、ドラフト2位あたりで指名されると思われる。

 今秋のドラフト候補、パナソニックの秋吉が11奪三振の力投で今大会完封一番乗りを果たした。

 初回は三者三振と絶好の立ち上がりを見せたが、2回から5回まで6安打を浴び毎回、得点圏に走者を背負う苦しい内容。5回まで83球を要し、完投すらイメージできない状況だったが「あれで球数を投げてしまい、途中から力を抜いていい場面は楽に投げた。かえって球に切れが出た」と6回以降は一人の走者も出さなかった。

 「走者を出しながらも秋吉がよく粘った。後半(相手打線が)投球に合わなくなった不思議な現象だった」と久保恭久監督。昨秋の日本選手権では完封もマークし、チームの4強進出に貢献した右腕は「昨年の大会でやれなかった完投ができて、それが完封。そりゃうれしいです」と目尻を下げていた。

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