日本ハムドラフト7位・宮台康平投手が仮契約、契約金2500万円、年俸750万円

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北海道日本ハムがドラフト7位で指名した、東大の宮台康平投手が、契約金2500万円、年俸750万円で仮契約した。

いろんな可能性を

これまで東大からプロ入りした選手は5人、ドラフトで指名された選手では、1966年の井手峻投手が中日の3位、1991年の小林至投手がロッテの8位、1999年の遠藤良平投手が日本ハムの7位、2004年の松家卓弘投手が横浜の9位で指名された。この4選手はすべて投手だが、プロで勝ち星を挙げたのは井手投手の1勝のみで結果を残したとは言えない。

今年のドラフトで7位指名された宮台投手も、東大出身という事で期待度としてはこれまでの投手と同じくらいと思われてしまうだろう。しかし大渕スカウト部長は「チェンジメーカーになってほしい」と宮台投手に期待を示し、宮台投手も「実力以外の部分で注目されると思うけど、野球選手としてかんばればいい。大谷さんがいたチーム、いろいろな可能性を許してくれるチーム。そこで僕を獲ってくれたと思う」と話し、東大出身というものを受け止め、その中でその価値を上げていく事を誓った。

宮台投手は東大初の150キロを投げる左腕投手で、今年の大学生の左腕投手の中で150キロを記録したのは、立命館の東克樹投手と亜細亜大の高橋遥人投手、そして宮台投手の3人、大学でも大勢の左腕投手がいるが、球速でベスト3に入る力がある。

またリーグ戦でも3年春には、早稲田大のエースだった大竹耕太郎投手(ソフトバンク育成4位)、明治大の柳裕也投手(2016年中日1位)と互角の投げ合いを演じている(共に0-1で9回サヨナラ負け)。

プロの練習についていく事ができれば、早い段階で1軍のマウンドでの登板が期待できる投手と個人的に思っている。

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日本ハムは大谷を投打二刀流として育てた実績がある。大渕スカウト部長には「世の中に変革をもたらし、いままでの既存のものを変えてもらいたい」との願いから「チェンジメーカーになってほしい」と託された。

 「大谷さんがいたチーム。いろいろな可能性がある。開幕を1軍で迎えるのと、まずは1勝を挙げたい」

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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