野球の開幕はいつごろに?

2020年ドラフトニュース

台湾プロ野球が4月12日に開幕し、韓国プロ野球も5月5日に開幕をする。MLBも7月1日開幕を検討する中で、日本の野球はいつ開幕するのか。

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プロ野球が火ぶたを

新型コロナウイルスの影響は日本のすべての野球、スポーツに影響を及ぼした。感染者がまだ続いており、国の緊急事態宣言も延長される可能性が確実となり、依然、スポーツの活動ができない状態が続く。

その中で台湾と韓国は無観客でプロ野球を開幕する。既に台湾プロ野球は開幕をしており、韓国も5日に開幕する。またMLBは7月1日開幕を検討している。

NPBは5月6日までに国の緊急事態宣言が解除されれば、そこから各球団の活動を再開し、6月中旬の開幕を目指していた。緊急事態宣言が延長されそうなことに井原事務局長は、「5月6日まで緊急事態宣言の期間であるという認識での5月上旬ということ。延長された場合はどうするかは、延長になった後の会議で議論されることになると思う」と話し、延長された場合についてはまだ未定としたものの、もし延長期間が5月31日までとなれば、そこからチーム活動を再開する事になり、1か月の準備を経ると、MLBと同じ7月1日当たりになる可能性がある。

高校野球、大学野球、社会人野球も、それぞれにリーグ戦や大会の開催を模索しているが状況はまだ不透明で厳しい。それでもJリーグと共に開幕に向けた取り組みをするプロが開幕の火ぶたを切れば、開幕への流れができたかもしれないが、現時点でそれは難しい状況となった。

高校野球については、5月20日に運営委員会が開催され、そこで夏の大会の開催可否も検討される。予定としては早い所で沖縄が6月20日に開幕をするが、沖縄高野連の中村理事長は「確認しながら話を進めていく。6月20日の開幕は無理なので、やるなら延ばすと思います」と話し、開幕を延期する考えを示した。高野連も8月10日開幕の甲子園大会について、「全国大会の日程が予定通りなら、7月頭にスタートしないと間に合わない」と話す。

大学野球は大学野球選手権を8月12日に延期し、各リーグ戦は現時点で5月30日前後の開幕を想定しているリーグが多い。しかし緊急事態宣言が延長されることで、チーム活動の再開は宣言解除後となる可能性が高く、それ以降にチーム活動を始めるとなると、やはり7月に入ってからの開幕となりそうだ。7月の1カ月で、リーグ戦を縮小しながら行って代表チームを決め、8月の選手権大会を行うという事になるとみられる。

緊急事態宣言が5月31日までとなれば、それが解除されることを条件に、プロ野球の開幕が決定され、高校野球、大学野球の大会日程も発表されるかもしれない。5月20日の高野連の運営委員会では可否の判断は6月に先延ばしされると見られる。

延長の期間の幅は、開幕日の決定に影響を及ぼすことになりそうだ。政府は全都道府県で1カ月程度の方向で調整中。6月上旬まで延長となり、同宣言中の自主練習の方針が変わらなければ、全体練習再開は6月上旬以降となる。開幕までの準備期間を最低1カ月とするならば、最短とみられる6月中旬の開幕も難しくなる。4月23日のJリーグとの対策連絡会議でも専門家から同宣言中の試合実施は厳しいとの提言も受けている。宣言解除から本格的に実戦も含めたチーム調整となると、7月に開幕がずれ込む可能性も十分にある。

同大会は全国で最も早い6月20日に開幕する予定だったが、約1カ月の準備期間で最後の夏に挑むことになる。沖縄県高野連の中村健理事長は「確認しながら話を進めていく。6月20日の開幕は無理なので(大会を)やるなら(開幕は)延ばすと思います」と語った。

野球の独立リーグ、ルートインBCリーグは30日、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、6月中旬以降の開幕を目指すと発表した。5月中旬以降の開催を目指していたが、28日の代表者会議で先延ばしすることを決めた。

 

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