【大学野球】近大・宮原廉投手vs立命大・有馬伽久投手のドラフト候補対決、阪神2人・DeNA・中日・オリックス視察

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関西学生野球春季リーグでは第2節の3回戦が行われ、12日の1回戦に続いて、近大の最速154キロ右腕・宮原廉投手(4年=崇徳)と立命大の有馬伽久投手(4年=愛工大名電)のドラフト注目投手対決となった。宮原投手は右ふくらはぎをつるアクシデントを抱えながらも5回無失点の好投。一方、初戦で1回4失点KOの屈辱を味わった有馬投手も8回2失点完投と意地を見せたが、軍配は宮原投手に挙がった。阪神が2人態勢で視察をしたほか、横浜DeNA、中日、オリックスの4球団のスカウトが、ドラフト注目投手対決の第2ラウンドを見守った。

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宮原廉投手は5回69球の投球、足の痙攣を乗り越え今季初勝利

宮原廉投手はこの日、エースの責任を果たすためのマウンドだった。12日の試合では145球を投じるもサヨナラ負けを喫し、その悔しさを晴らすべく中1日の3回戦に先発した。5回を投げて被安打3、6奪三振、無失点の投球、ストレートに伸びがあったが、立命館大打線に直球を狙われていると見るや、ブレーキの利いたカーブやフォークを多用。奪った三振のうち、直球によるものはわずか1つという巧みな「緩急」で相手を抑えた。

宮原投手は「(1回戦は)自分のせいで負けていたので、5回までは絶対に投げ切ろう、絶対に先制点を与えないと思っていました。直球を張られていることは分かっていたので、緩急を使っていこうと考えていました。持ち味は真っすぐ。もっと磨いて、狙われても空振りを取りたい。」と、まずは雪辱の1勝に安堵の表情を見せた。

5回には右ふくらはぎがつるアクシデントに見舞われたが、「冬場にウエートトレーニングや体が疲れないようなフォームづくりに取り組んできた(スポーツニッポン)」という肉体改造の成果もあり、球威が落ちることはなかった。11日間で4試合に登板するという過密日程を戦い抜くタフさも、評価ポイントの一つとなった。

DeNA・スカウトが「緩急の巧さ」を評価

この日のスタンドには、第1ラウンドに続き、中1日で連投した二人のドラフト候補を見極めるべく、2人態勢で視察した阪神に、横浜DeNA、中日、オリックスの4球団のスカウトが視察した。

横浜DeNA・藤田スカウト:「緩急をうまく使って投げていた。フォークも低めに決まっていた。」

と話し、宮原投手の緩急について評価した。

光元一洋監督も宮原投手について、「ブレーキのあるカーブがいいところで決まっていた。緩急を使って投げていた(スポーツ報知)。」と話し、エースとしての投球を認めた。

有馬伽久が中1日で「エースの修正能力」を証明。8回2失点の熱投も実らず

対する立命大の有馬伽久投手も、どん底からの復活を見せた。12日の初戦は左手のマメの影響もあり、わずか1イニングで4失点KO。そこから中1日で先発すると、8回128球を投げて8安打4奪三振4四死球で2失点。この日はリリースが安定し確度を付けて投げられていたし、左打者のインコースにも投げられており、前回よりは格段に良かったものの、有馬投手としてはまだまだ納得はしていないだろう。

「前回から修正できたとは思っていない。簡単に点を与えているようでは、まだまだ(スポーツニッポン)」と話し、「本当に悔しい。(昨秋の)明治神宮大会決勝で悔しい思いをして“次こそ頑張ろう”とやってきましたが、何かが足りないということだと思います。弱い自分と戦わないといけないと思います(スポーツニッポン)。」と話した。

悪いながらにもコントロールと大きなスライダーで試合を作る姿を見せたが、やはり昨秋の151キロ左腕としての投球を今年も見せたい。

宮原廉投手と有馬伽久投手という、関西学生リーグどころか全国を代表する左右の剛腕の投げ合いは、2ラウンドとも意外な内容となった。真の実力を見せる投げ合いは、秋のリーグ戦へ持ち越しとなった。

【宮原 廉】 プロフィール

  • 氏名: 宮原廉(みやはら・れん)
  • 所属: 近畿大学(4年)
  • 出身: 広島県(崇徳高卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 182cm、88kg
  • 主な特徴や実績: 自己最速154キロを誇る関西学生リーグ屈指の右腕。3年秋にベストナイン。2026年春季リーグ開幕から4試合に登板するタフネスさを持ち、中1日の先発で立命大を5回零封。緩急自在の投球術で今季初勝利を挙げた、2026年ドラフト上位候補。

【有馬 伽久】 プロフィール

  • 氏名: 有馬伽久(ありま・がく)
  • 所属: 立命館大学(4年)
  • 出身: 奈良県(愛工大名電高卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 身長・体重: 175cm、80kg
  • 主な特徴や実績: 最速151キロの本格派左腕。昨秋の明治神宮大会で10者連続三振の大会新記録を樹立。2026年春季リーグ初戦の1回KOから中1日で立ち直り、宮原廉投手と投げ合い8回2失点完投。高い修正能力と勝負根性が武器の2026年ドラフト上位候補。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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