春季高校野球石川県大会は3回戦が行われ、日本航空石川が小松明峰を6-2で下し、ベスト8進出を決めた。今秋のドラフト候補に挙がるエース右腕・保西雅則投手(3年)が、この日は「7番・右翼」でスタメン出場すると、6回に推定飛距離120メートル超のバックスクリーン弾を放ち、自慢のパワーを見せつけた。最速150キロを誇る剛腕でありながら、打者としても「右の大砲」としての片鱗を見せた。
驚異の背筋力210kg、根っこで捉えてもバックスクリーンへ
保西雅則選手はこの日、1点リードで迎えた6回、先頭打者として打席に入ると、直球を強振した。打球は高く舞い上がり、バックスクリーンへと一直線に吸い込まれた。高校通算7号となる豪快なソロホームランを放った。
「少し(バットの)根っこの方だったんですけど、いい角度で上がっていって、よかったです(スポーツ報知)。」と話した。ベンチプレス125キロ、スクワット230キロ、デッドリフト210キロという驚異的な筋力があり、詰まった当たりでもスタンドまで運ぶ力をみせる。
「大谷ルール」で5回零封、投打の両面で示した「出力」の高さを中日が評価
保西選手の真骨頂は、投打の両面で高いパフォーマンスを発揮できる点にある。この日の登板はなかったものの、初戦となった25日の2回戦(羽咋戦)では、今大会から導入された「大谷ルール」をフル活用。「6番・投手兼指名打者」として出場し、投げては5イニングを4安打無失点に抑える快投を披露した。マウンドで見せる190センチの威圧感と、そこから投げ下ろされる150キロの剛球。そしてこの日に見せた、打席で見せる破壊力。中日ドラゴンズのスカウトは、「形の良さ」に注目している。
中日・熊崎スカウト:「投打のどちらも出力が高い。試合前のキャッチボール、素振り、走り方を含めて、形がいい。」
素材としてのパワーはもちろん、ランニングや投球、打撃のフォームもしなやかでバランスが良く、それが評価につながっている。軽く振り抜いても圧倒的な打球を放つ力、そしてマウンドでの力は、高校生屈指の選手だ。
「投手で勝負したい」、夏への逆襲誓う日本航空石川の支柱
昨春、日本航空石川は選抜大会に出場したが、保西投手は当時2年生。あれから1年、名実ともにチームの柱となった。二刀流について聞かれると、「将来的には、上のレベルの人たちの判断ですけど、自分の中では投手で勝負したい。夏までには投げ続けて、打ち続けられる体力をつけたい(スポーツ報知)。」と話し、投手で勝負したいと話した。
保西投手が甲子園に姿を見せた時、山梨学院の菰田陽生選手と比較される唯一の選手となってきそうだ。
【保西 雅則】 プロフィール
- 氏名: 保西雅則(ほにし・まさのり)
- 所属: 日本航空高校石川(3年)
- 出身: 石川県
- ポジション: 投手、外野手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 190cm、100kg
- 主な特徴や実績: 身長190センチ、体重100キロの超大型右腕。最速150キロの直球と高校通算7本塁打の長打力を兼ね備える。ベンチプレス125kgを誇る怪力。2026年春季石川大会でバックスクリーン弾を放ち、投打の両面で中日スカウトから高い評価を受ける2026年ドラフト候補。
















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