2020年のドラフト会議は11月5日が有力、今年のドラフト注目選手を挙げる

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2020年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

今年のドラフト会議はまだ決定ではないものの、11月5日に開催される可能性が高い。

主なアマチュア野球大会

高校大学社会人
1月24日 センバツ出場校発表
3月13日 センバツ組み合わせ抽選
3月19日~センバツ
 3月12日~ スポニチ大会
8月10日~ 全国高校野球選手権6月8日~ 大学野球選手権
6月27日~ ハーレム国際
8月中旬~ アジア大学選手権
5月25日~ 全日本クラブ選手権
7月2日~ 日本選手権
11月5日 ドラフト会議
  11月22日 都市対抗

高校生

センバツ高校野球が開幕する。出場する可能性が高い注目選手は、高橋宏斗投手、星稜の内山壮真選手、明石商の中森俊介投手と来田涼斗選手、智弁和歌山の小林樹斗投手、大分商の川瀬堅斗投手。高橋投手は最速148キロの速球を投げ、明治神宮大会での優勝に貢献をした。良い時と悪い時にまだ差があるものの、2015年のセンバツで注目された高橋純平投手(2015年ソフトバンクドラフト1位)に近い投手。

星稜の内山選手は捕手としてもセンスを見せるが、1年時からショートでスーパープレーを見せており、できればショートでも見てみたい。また長打力向上にも取り組んでおり、小園選手や根尾選手のような凄みのある選手となりそうだ。明石商の中森投手は最速151キロを記録している。昨年は春・夏共にベスト4を経験し、星稜・奥川投手と同じかそれを上回るペースで成長をしている。センバツで2019年の奥川投手のようなピッチングを見せることができるか。来田選手は昨年センバツで先頭打者弾&サヨナラ弾など、大会で最も輝きを放った選手。ケガなどが無く、そのスピードと長打力を見せられるか。

智弁和歌山の小林投手は昨年センバツで驚嘆するような素晴らしいストレートを投げ込んだ。その後、チームの中心投手として起用され、疲労もあるのかややストレートのキレが落ちている印象もあった。この冬にしっかりと調整して、昨年のような真っすぐを投げられるか。そして注目は川瀬投手だろう。185cmから最速147キロの速球を投げ、昨年夏の大分大会でも素晴らしい投球を見せていた。おそらく、高橋・中森・川瀬がBIG3となっていくと思う。

他にも、昨年夏に優勝を経験している履正社の小深田大地選手、関本勇輔選手、岩崎峻典投手、東海大相模・西川僚祐選手、山村崇嘉選手、鵜沼魁斗選手、また健大高崎の左腕・下慎之介投手と191cm右腕・橋本拳汰投手も関東大会で素材の良さにスカウトが評価している。西川選手は右の大砲として巨人などが注目しており、鵜沼選手は昨年のU18代表入りしているスピードとパワーのある選手。

センバツ出場有力校と注目選手
2020年度-高校生のドラフト候補リスト

社会人

スポニチ大会の出場チームはまだ分からないが、来年の社会人野球はトヨタ自動車の栗林良吏投手が中心になっていく。アジアウインターリーグでは社会人チームの抑えの切り札として登板し、プロ若手チームも抑えて優勝をした。150キロ近い角度のあるストレートとフォークが冴え、プロでも2軍レベルではないことを証明した。

ただし、残念ながら現時点でドラフト指名確実というのは栗林投手しかいない。その中でドラフト上位指名を期待したいのがセガサミーの森井絃斗投手、NTT東日本・佐々木健投手、Honda鈴鹿・森田駿哉投手。森井投手はプロが好む高校卒3年目の投手で、高校時代から150キロを記録しており、今では152キロを記録する。本格派で気持ちも強く、社会人を代表する右腕となってほしい。佐々木投手は180cmの左腕から152キロの速球を投げる投手で、まだ制球の課題を見せるものの、練習に取り組む姿勢も良く、今年は結果を見せてくれるだろう。森田投手は富山商時にU18代表のエース格としても投げた左腕で、法政大でも1年目で150キロを記録した、しかしその後、故障などにより球速が落ち、大学では思うように投げられずHonda鈴鹿入り。1年目だった昨年に登板機会が徐々に増え、アジアウインターリーグでも登板をした。まだ球威が足りない印象だが、コントロールや変化球の筋の良さがある。

その中で最終的に高い評価をされそうな投手として、日本製鉄かずさマジックの山本晃希投手を挙げたい。山本投手は最速155キロを記録する速球派で、安定感も高い182cmの本格派右腕、良い時は手が付けられない投球を見せる。またHondaの高校卒3年目・小野大夏投手も速くて重い真っすぐを投げ、今年、頭角を現してきそうだ。

野手ではパワー系のバッターに注目したい。JFE東日本の今川優馬選手は昨年都市対抗でもホームランを放つフルスイングバッター、パナソニックの片山勢三選手は昨年は苦しみ、ドラフト前にチーム残留を決めていたが、1年目のスポニチ大会では3本塁打を打っており、今年にかける気持ちは強い。他にも大学時代から強打に定評のあるNTT東日本・向山基生選手や、トヨタ自動車・逢澤崚介選手、日本生命・越智達矢選手、昨年都市対抗で強打を誇ったJFE東日本の岡田耕太選手、峯本匠選手、平山快選手なども打撃をさらに上げたい。

2020年度-社会人のドラフト候補リスト

大学生

大学生は3月はオープン戦が行われ、4月に春のリーグ戦が開幕していく。今年は大学生投手の当たり年と言われ、既に大学代表で経験をしている投手も多い。苫小牧駒大の伊藤大海投手、東海大・小郷賢人投手、山崎伊織投手、早稲田大・早川隆久投手、東洋大・村上頌樹投手は、ドラフト上位指名は固いのではないかとみられる。

注目される東京六大学では早稲田大・早川投手の他に、慶応大・佐藤宏樹投手、明治大・入江大生投手、立教大・中川颯投手というエース候補が共に注目度が高く、佐藤選手は故障から復活し1年時の投球が戻ってくれば、左腕投手でNO.1となりそうだ。他にも150キロを記録する明治大・高田孝一投手、2メートル左腕の早稲田大・今西拓弥投手、高校時に注目された法政大の鈴木昭汰投手・石川達也投手など楽しみな投手が多い。、

また2年連続でドラフト上位指名投手を輩出している日体大には155キロの速球を投げる森博人投手がいる。他にも仙台大の宇田川優希投手は184cmから150キロを超す球を投げ、東北公益文科大の赤上優人投手、北九州市立大の益田武尚投手も150キロ超の勢いのある球を投げる。

野手では近畿大・佐藤輝明選手、中央大・牧秀悟選手、五十幡亮汰選手を挙げたい。佐藤選手は186cmの三塁手で、パンチ力に抜群の足を持つ糸井2世、牧選手は3年生で大学代表の4番を打ち、体が大きいというわけではないが、スタンドに運ぶパワーを持つ。チャンスには確実に打ってくる選手でセカンドを守るのも非常に良い。五十幡選手は50mを5.6秒くらいで走るのではないかと思う驚異の足があり、守備と走塁は異次元のところでプレーをしている。また打撃も良くなっており、素直に出るバットは評価される。

捕手では打撃型の選手として上武大の古川裕大選手が頭一つ抜けているか。昨年に代表入りをしており、打撃はバックスクリーンにバットで運ぶようなきれいなフォームを見せる。ショートの候補では東北福祉大・元山飛優選手、国学院大・小川龍成選手などが挙げられるが、打撃の向上がドラフト指名のポイントとなりそうだ。

2020年度-大学生のドラフト候補リスト

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