オリックスは10月18日に神戸市の球団事務所で編成会議を行い、青山学院大の吉田正尚選手のドラフト1位指名を決めた。
4番を打てるホームラン打者
編成会議後に瀬戸山球団本部長が「攻撃力、投手力で考えるとうちは攻撃が弱い。春先から即戦力野手を上で獲得したいと考えていた」と話し、「4番を打てるホームラン打者が欲しい」と青山学院大の吉田正尚選手の指名を示唆した。「スイングがすごい。可能性を秘めている」と語った。
吉田選手は173cm80kgと小柄だががっしりした体で、敦賀気比高校時に52本塁打を放つと青学大でも通算16本塁打を記録、侍ジャパン大学代表でも4番打者として、プロとの壮行試合で高橋光成投手から、U18代表との壮行試合で上野翔太郎投手、高橋樹也投手から2打席連続ホームランを放った。
体がぶれずに大きなスイングができ、速い球に負けないスイングスピードと、遅い球にもきっちり下に入れてすくい上げることができる。フォロースイングも大きく飛距離十分のホームランを放ち、今年のドラフト候補の中でホームランバッターとして最も評価されている。
投手は2位以降で
瀬戸山本部長は「ドラフト会議までに宮内オーナーや西名球団社長に確認をとるが、現時点で編成の意向は野手。投手もほしいが2位以下にも即戦力はいる」と話した。球団上層部との会談に臨むため、大商大・岡田明丈投手など投手もリストアップしておくものの、編成の意向が通る事になるだろう。
オリックスは2位の指名順位は3番目となっているが、岡田明丈投手が残っている望みは薄いとみられる。しかし即戦力投手の候補は毎年多く、投手陣の課題については、ジェイプロジェクトの角屋龍太投手などの指名で埋めていく。
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コメント
数年投手重視してたからええね