オリックス、東大・宮台康平投手がドラフト1位候補

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オリックスはが東大の左腕・宮台康平投手をドラフト1位候補としてマークする事が分かった。キャンプ、オープン戦、そしてリーグ戦を一貫して密着マークしていく。

球団幹部が明言

オリックスの球団幹部は「おもしろい素材。同等の力であれば、右左を理由に選ぶことはしない。ただ、能力の高い選手であれば、左は候補になってくる」と話し、東大の左腕・宮台康平投手について発言し、「今年のドラフトは早実の清宮と宮台の2人が目玉です」とあらためてドラフト1位候補を明言した。

そして初練習時にも訪れていた由田スカウトが、2月22日から沖縄・首里高で行われる東大のバッテリー合宿、福岡合宿、3月に九州共立大で行われるオープン戦を徹底マークして、昨年秋に痛めた左肩の状態を調査、3月末にも行われるスカウト会議で状況を報告する。また長村球団本部長も「面白い素材と聞いている。春のリーグ戦が始まれば見に行くつもり」と話し編成トップも視察を予定する。

大学NO.1左腕

宮台投手は東大出身という事で話題になるが、今年の大学生左腕の中ではトップクラスにいるのは間違いない。高校時も進学校として有名な湘南高校で、エースとして神奈川県ベスト8まで勝ち上がった。東京大学1年の秋にはリーグ戦で短いイニングで登板し、140キロ前後の球だがそのストレートを強豪大の打者が空振りするなど素質を見せていた。

そして大学2年で実戦経験を積み、3年春は先発として登板すると、開幕の早稲田大戦や明治大戦で柳裕也投手などを相手に8回まで0-0の投球を見せる。両試合とも9回にサヨナラの1点を失って敗れたが、エースとしてはほぼ互角の内容を見せた。そして侍ジャパン大学代表に選出されると、日米大学野球の第3戦に抜擢され、短いイニングで降板したものの左腕から150キロを記録した。

気になるのは左肩の状態で、秋のリーグ戦ではわずか1試合のみの登板となっている。その後、肩に負担のかからないフォームづくりなどをチームを上げて取り組んでいるというが、その結果が分かるのが、このキャンプやオープン戦という事になる。

宮台投手の特徴は150キロの球速ではなく、140キロでも空振りの奪えるストレートだと思う。この球をしっかり投げられればドラフト上位で消えることは間違いない。特に今年は大学生投手の候補が少なく、社会人の左腕投手の田嶋大樹投手などの状況や、高校生の候補があまり出てこなかった場合は、1位で消える事になりそうだ。

2017年度-大学生投手-左投のドラフト候補リスト

2017年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

オリックスは本気だった。1月14日に行われた東大の初練習にはソフトバンク、ヤクルト、DeNA、西武と並んで、担当の由田スカウトが視察。「ドラフト1位の12人に十分入って来る素材」と高評価を口にしたが、リップサービスではなかった。

 「今年のドラフトは早実の清宮と宮台の2人が目玉です」と断言。

オリックスが日本最高学府の秀才に目を光らせた。最速150キロ左腕の宮台を今秋のドラ1候補にロックオン。密着マークする方針を固めた。

 「おもしろい素材。同等の力であれば、右左を理由に選ぶことはしない。ただ、能力の高い選手であれば、左は(1位)候補になってくる」

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