春季高校野球秋田大会では本荘の143km右腕・須藤憂真投手が横手城南戦に先発し、コントロールを重視して130km前半のストレートを低めに集めて109球を投げて5安打1失点で完投勝利を挙げたとのこと。1年生の冬に右ひじのじん帯を痛めて2年生の時は公式戦に出場できなかった投手が復活の投球のようです。
また、岩手大会ではプロ注目の盛岡大付・出口心海投手が盛岡四高戦で登板、8回2/3を投げて6安打2失点、8三振を奪ったものの頭部への死球を与えるなど調子は良くなかったようだ。
それでもプロ5球団のスカウトが視察しオリックス中川スカウトは「前で球を離せるから、思った以上にボールがくる」と高い評価をしています。
また盛岡大付では佐藤廉外野手が高校通算28本塁打を放ったとの事。投打の揃った盛岡大付が打倒・花巻東に向けて動いていますね。楽しみです。
ニッカンスポーツ・コム:2012/05/25
右の本格派がクレバーな投球を披露した。本荘の須藤憂は、130キロ台前半に抑えた直球でコーナーをついてカウントを稼ぎ、追い込むと120キロ台のスライダーで横手城南打線を手玉に取った。最速143キロの速球主体ではなく、コントロールに重きを置きつつ緩急で勝負。習得中のフォークも封印した。相手打者が緩い変化球を待ちきれず、上体が突っ込むほどの球速差で8回を散発5安打1失点。「いつもはストレートで押していくけど、今日は課題の制球力を重視した。抑えられて自信になった」と納得の109球だった。
強豪校にありながら、1年秋から地区大会に登板。同じく1年時からエース格だった1つ上の高橋京介(現青学大1年)らとともに、投手王国を築くはずだった。だがその年の冬に右肘の靱帯(じんたい)を損傷。2年時は公式戦のマウンドにすら立てなかった。 全文はニッカンスポーツ・コムをご覧ください。
ニッカンスポーツ・コム:2012/05/25
プロ注目の左腕、盛岡大付・出口心海(しんかい、3年)が、5球団のスカウトが見守る中、盛岡四戦で今春公式戦初登板を果たした。本調子ではなかった中、8回2/3を投げて6安打2失点にまとめた。
182センチの長身から投げ下ろす直球に、本来の伸びはなかった。出口は1回に四球と連打で先制点を献上し、7回には抜け球が打者の頭部を直撃。8三振を奪ったが「全然ダメです。腕が振れなかった」と表情はさえなかった。
-中略-
視察したオリックス中川スカウトは「前で球を離せるから、思った以上にボールがくる」と球持ちの良さを評価した。 ニッカンスポーツ・コムのサイトをご覧ください。
スポーツ報知:2012/05/25
一振りで流れを引き寄せた。1―1の3回、2死一塁。盛岡大付の佐藤がカウント2―2から内角の変化球をとらえた。滞空時間の短い打球が左翼席に突き刺さる。高校通算28本目は勝ち越し2ランだ。地区予選で1―2で敗れていた盛岡四にリベンジし「絶対に勝つと言ってきた。結果が出てうれしい」とはにかんだ。 スポーツ報知のサイトをご覧ください。
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