北海道日本ハム、県岐阜商・高橋純平投手をドラフト1位で指名

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北海道日本ハムは10月13日に札幌市内の球団事務所で、栗山監督も参加してスカウト会議を開いた。ドラフト1位候補を県岐阜商・高橋純平投手と東海大相模・小笠原慎之介投手に絞り込んだが、高橋純平投手の1位指名が固まった。

終始マーク

北海道日本ハムは今年のドラフト戦線において、終始、高橋純平投手をマークしていた。県岐阜商出身の熊崎スカウトが県岐阜商の小川監督の1年先輩という事もあり、情報交換が他球団よりも行われていたという話もある。高橋投手は夏の岐阜大会前に左足を故障したが、熊崎スカウトの情報により「完全に治っている」と判断した。

その年のNO1投手を指名するという北海道日本ハムの方針があるものの、チームの戦力バランスから左腕投手、野手の候補として駒大・今永昇太投手や関東第一・オコエ瑠偉選手の名前なども挙がったが、スカウト会議後に球団幹部は「1位指名は高校生投手2人に絞った」と話し、高橋純平投手と東海大相模の小笠原慎之介投手が1位候補に残った形となった。

 

栗山監督、「三平で行く」

関係者は「直前まで決まらないかもしれないが、NO1の投手を指名する」と話したものの、栗山監督は以前より「何となくファイターズっぽい雰囲気をしている。来年は三平で行くよ」と、大谷翔平、有原航平、そして高橋純平の3人でいくと話しており、監督の意見も高橋投手の1位指名で一致しているとみられる。

左腕の小笠原投手も候補に残したものの、高橋純平投手の1位指名が固まったようだ。高橋投手には中日の1位指名がほぼ確実とみられ、他にも阪神、オリックスなどの指名の可能性があり抽選は確実。しかし北海道日本ハムは、菅野智之投手の抽選や昨年の有原航平投手の抽選など、球団社長のくじ運が話題になるほどのものがある。他球団にとっては脅威の一つかもしれない。

 

捕手、野手も

ただし、ドラフト1位でNO1の選手を獲得し続けている事もあり、自然と右腕投手が多くなっていることも事実で、バランスを考えると2位以下では左腕投手や野手の指名が多くなるとみられる。特に捕手については大野選手のFA移籍の可能性があり、昨年にドラフト2位で清水優心選手を獲得しているものの、即戦力の捕手が1枚必要とみられる。

遊撃手には渡辺諒選手、外野手でも浅間大基選手、岡大海選手と期待の選手がいるが、二遊間は中島卓選手と田中選手が固まったものの大引選手の移籍など層を厚くする必要があり、サードも外国人選手とポジションを争える選手が必要とみられる。大学生では大城滉二選手や茂木栄五郎選手、藤岡裕大選手や北村祥治選手、横尾俊建選手などの候補がおり、その中から一人は指名がありそうだ。

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2015年度-高校生投手のドラフト候補リスト

県岐阜商OBで、1年生の頃から徹底マークしてきた熊崎誠也スカウトも「左太腿は完全に治っている」と話す。今春センバツで高橋の投球をテレビ観戦した際に、栗山監督も「何となくファイターズっぽい雰囲気をしている。来年は純平、翔平(大谷)、航平(有原)の“三平”でいくよ」と絶賛している。

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