北海道日本ハムは、ドラフト6位で指名した成田高校・田宮裕涼捕手と、契約金2000万円、年俸480万円で仮契約を交わした。成田山新勝寺の「御護摩修行」も一緒に行った。
成田高校
成田高校は成田山新勝寺が関係して設立されている私学で、田宮選手も大会前などに新勝寺で「御護摩」をこれまで5度行っていたという。そして今回、日本ハムは仮契約の場所を新勝寺にし、御護摩修行を行った後に仮契約をした。
田宮選手は中学時代から期待された捕手で、セカンドまでの送球は1.84秒の強肩を持つ。打撃では4番の重圧に苦しんだこともあったが、最後の夏にはチームを東千葉大会決勝に導く活躍を見せた。
捕手の育成に定評のある日本ハム、若い捕手が多く厳しい競争もあるが、素質の高い田宮選手の成長に注目したい。名前は裕涼で「ゆあ」と読む。「ゆあキャノン」が注目される日を待ちたい。
炎の前で手を合わせ、田宮は「不動明王御真言」を唱えた。成田高で大会前などに訪れており「御護摩」も6度目と慣れたもの。同校の先輩の岩舘学スカウトが「船出に感謝の思いを込めて」と計らい、実現した。新勝寺企画課によると、スポーツの契約の場になったのは前例がないという
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