千葉ロッテ、ドラフト1位の石川歩投手と仮契約、美馬学投手、吉田一将投手にライバル心

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 千葉ロッテは、ドラフト1位で指名した東京ガス・石川歩投手と、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1500万円の最高額で契約した。巨人との抽選の上に獲得した石川投手にエースとしての期待を示した。

 

急成長右腕

 昨年のこの時期に石川歩投手のドラフト1位指名は予想できなかった。185cmの長身投手で2年目の昨年も注目されたものの、都市対抗2次予選ではリリーフで2試合に登板して失点を重ね、チームの本大会出場も補強選手に選ばれず、プロ入りを目指していたがドラフト会議で名前を呼ばれる事は無かった。

 しかし今年、4月の長野大会で新日鉄住金鹿島を完封すると、6月の横浜DeNAとの交流戦でリリーフとして4者連続三振、都市対抗でも140km/hながら伸びるストレートを投げ、初戦の四国銀行戦で7回5安打8奪三振1失点に抑えた。スカウトに「今年一番成長した投手」と評価され、巨人と千葉ロッテがドラフト1位指名をした。

 石川投手は東京ガスの先輩にあたる美馬学投手が、日本シリーズでMVPを獲得した事について「美馬さんに負けたくない」と話した。また社会人出身でオリックス・ドラフト1位の吉田一将投手にもライバル心を燃やす。

 ドラフト会議では単独指名の吉田一将投手に比べ、2球団競合となったものの、それで上回ったとは思っていない。プロでも吉田投手、石川投手の投げあいはこれから何度も見られるだろう。そこで勝敗を決めることになる。

 先月24日のドラフト会議で巨人、ロッテの2球団による1位競合となった石川が上限いっぱいの契約金、年俸で契約を結んだ。富山県出身者では2009年のヤクルト1位・中沢雅人投手(28)以来、2人目の“満額条件”だ。「期待に応えられるような選手になれるように頑張りたい」。契約にサインした石川の表情は自然と引き締まった。

 開幕からの1軍先発ローテ定着と「1年間やった結果として取れればうれしい」という新人王にも色気を見せた石川は、同じ東京ガスの先輩にあたる楽天・美馬への対抗心をのぞかせた。石川が入社のタイミングで美馬がプロ入りしたが、オフには練習と食事をともにし、親交を深めてきた。

 先日、都内の鉄板焼き店で遭遇した際に、「あまり飛ばしすぎるな。自分のペースでやれよ」と助言してくれた美馬は、日本シリーズで2戦2勝の活躍を見せ、MVPを獲得。それでも、同じ舞台で戦う以上は、実績は関係ない。「同じリーグで一緒に投げることがあると思うけど、負けたくない」と意気込んだ。

 滑川高時代は甲子園に出場できず、そこから大学、3年の社会人生活を経験し、25歳でかなえた夢。オフに東京ガスのグラウンドで自主トレを行うレッドソックス・上原の代名詞「雑草魂」にも共感する。上原とは26日に再会し、ロッテ1位指名を報告。「本当は巨人行きたかったんじゃないの?」と冗談を飛ばされたが、今季は世界一の守護神となった右腕の活躍も大きな刺激となった。

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