阪神は150キロ右腕の横浜隼人・沼井伶穏投手と、兄も阪神でプレーする帝京長岡・茨木佑太投手をドラフト指名候補にリストアップしていることが分かった。
高校生投手の指名
茨木佑太投手は187cmの大型右腕で最速は145キロ、スライダー、チェンジアップなど変化球を使った総合的な投球が魅力で、12球団が視察をしている素材豊かな投手。兄の茨木秀俊投手が、2022年のドラフト4位で阪神に指名されているが、弟も指名となれば、兄弟でチームメイトとなる。
また、横浜隼人の沼井伶穏投手もリストアップをしているという。沼井投手は186cmの大型右腕投手で、最速150キロの速球を投げ、こちらも多くの球団が注目していた。
阪神はドラフト1位で関西大の金丸夢斗投手、明治大・宗山塁選手などを指名候補にリストアップしているが、中長期的なチーム作りのための指名を目指す蔦村氏は、おそらく今年は高校生投手の獲得を目指しているのではないかと思われ、ドラフト1位候補には報徳学園の今朝丸裕喜投手、神戸弘陵の村上泰斗投手といった、他球団もドラフト上位候補として注目する選手をリストアップしているが、他にもこの茨木投手や沼井投手、前橋商の清水大暉投手、千葉学芸の菊地ハルン投手、阿南光の吉岡暖投手、京都翔英の塩貝迅平投手といった高校生投手の指名も多くなるのではないかと思う。
野手は前川右京選手、井上広大選手などが活躍をし始めており、大山選手、佐藤輝選手、森下選手と中軸を争う。そして二遊間は木浪選手、中野選手、小幡選手などと山田脩也選手、百崎蒼生選手、戸井零士選手が争う。
村上投手や大竹投手などで優勝した昨年、そして今年は才木投手がエースとして活躍し、高橋投手など比較的若い先発がおり、その次の投手陣を森木大智投手や門別啓人投手、茨木秀俊投手などと共に作り上げる逸材が今年どれだけ指名されるか注目したい。
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