埼玉西武・大石達也投手、打者転向の打診を受けていた

大石達也

 2010年のドラフト会議で6球団から1位指名を受け、埼玉西武入りしていた大石達也投手が、400万円減の1400万円で契約更改を行った。右肩痛に苦しみ、夏に野手転向も持ちかけられていたという。

6球団が1位指名の投手

 大石達也投手は早稲田大時代に最速150km/hを越えるストレートを投げ、140km/h前半でもストレートで空振りを奪える回転の良いストレートを投げ、また野手としての能力も高く、大学時代には内野手として出場をするなどしていた。

 ただしリリーフではものすごい投球をするものの先発では結果を残せなかったり、あの回転のストレートは絶妙のバランスで成り立っているような印象で、体を強化した時にその回転が失われないかといった危うさも感じさせるものだった。

 リリーフならば成功間違いなしとドラフト会議では6球団が1位指名し埼玉西武が獲得、当時の渡辺監督は先発起用を明言したものの、これが失敗に終わる。結局2012年にリリーフで24試合に登板し1勝1敗1ホールド、2013年には37試合に登板も0勝5敗8セーブという結果で、2014年は右肩痛により1軍での登板は無かった。

 

投手一本で

 このような状況で大石投手は夏に首脳陣から野手転向を持ちかけられたという。しかし右肩の回復は順調だといい、この日の会見では「抑えで30セーブ以上を挙げたい」と話した。

 投手一本で行きたいと話した大石投手、大学時のあの投球を取り戻すのは難しいかもしれないが、高い身体能力があるリニューアルした大石投手も楽しみではある。

 野手打診があったという事はチームは投手としての期待は薄いと考えていると言って良いだろう。来年も活躍が見られなければ、自由契約まではいかないまでもトレードの候補として挙がってしまうだろう。2010年のドラフトの目玉が正念場を迎えた。

 

 


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