千葉ロッテ・安田尚憲選手が2本塁打、2年目の選手が注目

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2017年の千葉ロッテドラフト1位指名・安田尚憲選手が2年目に向けて好スタートを切った。他にも広島・遠藤淳志投手、福岡ソフトバンク・砂川リチャード選手などが期待を集めている。

安田選手初実戦で2本塁打

台湾・ラミゴとの交流試合を行った千葉ロッテ、2017年のドラフト1位・安田尚憲選手が初実戦で火を噴いた。2回、ランナー1,2塁の場面で打席に入ると、高めのストレートをたたき、バックスクリーンへと運んだ。また8回にはこの日2本目となるホームランを放ち、2年目に向けた好スタートを切った。

安田選手は昨年、1軍で最後に1本を放ち、1年目での1軍ホームランを達成した。そして打席は新人王の資格を失うギリギリの60打席にとどまっており、今年の新人王の候補でもある。「まだまだな部分は多いが、去年よりはしっかり自分のプレーに集中できている」と話す安田選手、今年は千葉ロッテの主砲として活躍しそうだ。

期待の2年目の選手

プロ2年目の選手で注目されるのは、やはりドラフト時に7球団が指名重複し、1年目から7本塁打をはなった清宮幸太郎選手が注目される。キャンプではメジャーのスカウトも視察に訪れており、今年は20本塁打前後を打ってメジャー入りの夢に近づきたい。

そしてこの日は広島カープで2017年ドラフト5位の遠藤淳志投手が1軍に合流すると、石原捕手から「手が遅れて出てくるのでタイミングが取りづらい」と評価し、佐々岡投手コーチも「しなやかな腕の振りと縦のカーブが楽天・岸と似ている雰囲気」と絶賛した。遠藤投手は霞ヶ浦高校出身の182cmの右腕で、きれいなフォームから球速以上に伸びを感じさせる投球が注目されていた。こちらも2年目の飛躍が期待される。

また、ソフトバンクでは2017年の育成ドラフト2位で指名された砂川リチャード選手が、2軍を訪問した王会長の目に留まり、直接指導を受けた。王会長は「パワーがある。あれだけ飛ばす力は後からはつけられない。球を飛ばすという事は天性はほとんどだから」と砂川選手の長打力に注目し、「シンプルに打てば勝手に球は飛ぶ。バットとボールを結ぶように芯で打つ確率を高める事を意識するように」とアドバイスをした。

砂川選手は沖縄出身で、このオフは西武でホームラン王となった山川選手と自主トレを行った。王会長は「いいことを教わってきたのでは?山川も力だけで売っていない。芯に当てるのがうまいからホームランを打てる」と話した。今年、ファームでブレイクするか期待したい。

他にも2年目では北海道日本ハムの宮台康平投手、中日の石川翔投手、横浜DeNAの阪口皓亮投手、埼玉西武の西川愛也選手なども期待を集めており、今年の活躍が注目される。

2017ドラフト指名選手

安田の打球がバックスクリーンに吸い込まれた。2回1死一、二塁、高め直球をたたいた打球は風に乗った。「試合前に監督から『今日から競争やぞ』と言われた。元から競争だったかもしれないけど、しっかりアピールしようと思った。ホームランは風のおかげが大きかった」。謙遜したが、8回にはこの日2発目を右翼席に運んだ。8日に視察した侍ジャパン稲葉監督から右足の踏み込みについて助言を送られると、すぐに5打数2安打5打点2本塁打の結果で応えた。

チーム最年長・39歳の石原は「手が遅れて出るのでタイミングが取りづらそう」と高く評価。佐々岡投手コーチも「しなやかな腕の振りと縦のカーブ(の落差)が楽天・岸と似ている雰囲気」とうなずいた。

王会長ほれた、育成2年目・砂川 西日本スポーツ紙面 2019/2/10

 

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