躍動・安楽世代、3年生が去り2年生が夏の主役へ、東海大相模・佐藤雄偉知投手が好投、関東一・中村祐太投手は7失点で敗れる

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 夏の高校野球大会、桐光学園の松井裕樹投手が姿を消し、3年生のドラフト候補が夏の舞台から降りる中、2年生が主役に躍り出ている。

 松井投手を打ち破った横浜高校の2年生、高濱祐仁選手、浅間大基選手、伊藤将司投手のほか、東海大相模も1年生から注目されていた2年生が活躍した。190cmの佐藤雄偉知投手は140km/h台の速球で7回2アウトまで無失点に抑える好投を見せた。この試合では7安打を打たれたものの、ここまで19回2/3を無失点に抑えている。8回2アウト三塁のピンチでマウンドに登った1年生の吉田凌投手は、最速146km/hを記録したストレートで1回1/3を3奪三振ノーヒットに抑えた。再来年の世代も活躍を見せた。

 一方、今年のドラフト候補として注目されてきた関東一・中村祐太投手は6回1/3を投げて12安打で7失点で降板しチームも敗れた。2年生の春に衝撃の投球を見せた甲子園に戻る事はできなかった。中村投手は試合後に「できれば上でやりたい」とプロ志望を示唆した。

 また、新潟大会では3年生のドラフト候補・椎野新投手の村上桜ヶ丘と2年生主体の日本文理が対戦し、日本文理が勝利を収めた。2年生の大型右腕・飯塚悟史投手は先発したものの2回で4安打3四死球で2失点し降板するも2打点を挙げて勝利に貢献した。194cmの今年のドラフト候補・椎野新投手は6回まで3失点に抑えたものの、7回に集中打で4失点、6回1/3を投げて9安打5奪三振無四球で7失点し敗れた。

 済美・安楽智大投手が引っ張る2年生の世代が3年生の注目選手を撃破し甲子園に出てくる。松坂世代、マー君・祐ちゃん世代、藤浪・大谷世代など、世代のトップが凄いと後に続く選手達もレベルアップする。小島和哉投手など安楽世代が早くもドラフト会議の主役となりそうだ。

 第95回全国高校野球選手権神奈川大会(25日、東海大相模4-0弥栄、横浜)2年の佐藤雄が七回途中まで無失点の好投。弥栄を4-0で下し夏の甲子園で準優勝した2010年以来の準決勝進出を決めた。今大会19回2/3を投げ無失点の右腕は「先発は試合の1時間半前に言われました。大事な試合を任されたので強気に投げました」。ベンチには7人の投手がおり、門馬監督は「いい状態の投手を使っているが、今後は3年生が中心になると思う」と分厚い選手層で頂点を目指す。

 1年が好救援  - ニッカンスポーツ紙面:2013/7/26

 

 プロ注目右腕・中村7失点に涙  - スポーツニッポン紙面:2013/7/26

 

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